最新記事

アメリカ流「餃子の作り方」に物申す⁉

2017年2月26日(日)17時11分
小暮聡子(ニューヨーク支局)

ny170226-2.jpg

餃子を焼く萩原好司シェフ Photo: Kenji Takigami

萩原好司さん流「焼き餃子」の作り方

材料(約60個分)
〇キャベツ 大 1/4個
〇ニラ 1束
〇豚挽き肉 450g(1ポンド)
〇生姜 1かけ
〇春雨 1/2パック
〇白胡椒 大さじ 1/4
〇塩 小さじ 1/4
〇オイスターソース 大さじ1
〇ごま油 大さじ 1と1/4
〇餃子の皮 60枚

ny170226-3.jpg

Photo: Takuya Katsumura

<焼くとき>
〇ごま油 適量
〇水 適量
〇小麦粉 適量

<作り方>
1)豚挽き肉と皮は冷蔵庫から出して、常温に戻しておく。

2)キャベツを微塵切りにして塩をふり、両手で掴んで絞るようにしてもむ。水を出し切ったら、水を出したボールにそのまま入れて置いておく。
*ポイント:水分(アク)を全て出しきるまで、強くもむ。

3)豚挽き肉をボールに入れて手でこねる。脂の白い部分がなくなって、赤身と混ざってピンク色になればOK。

4)春雨をお湯で戻し、1センチ幅に切る。生姜を微塵切りにする。
*ポイント:生姜はおろすのではなく、微塵切りにする。萩原流にはニンニクは入らないが、入れたい場合は生姜の1/5の量をお好みで。

5)3)に春雨と生姜を入れて混ぜる。さらに白胡椒、塩、ごま油、オイスターソースを入れて、手でよくこねる。

6)水切りしたキャベツを再び固く絞ってから5)のボールに入れ、こねるようにして混ぜる。

7)ニラを1ミリ幅の千切りにして、6)に入れて混ぜる。
*ポイント:ニラから水分が出るのを避けるため、ニラは最後に入れる。

8)7)で出来たタネを餃子の皮で包む。
*ポイント:タネは冷蔵庫で少し寝かせておいたほうが、固くなって包みやすい。

9)フライパンを強火で熱してから、ごま油を2ミリくらい加える。餃子を丸く並べてから、すぐに小麦粉を溶いた水を回しかけて蓋をする。水の量は、餃子の頭が少し出るくらいまでたっぷり入れる。水400ccに対して小麦粉大さじ1が目安。

10)5~10分くらい、強火のまま蒸し焼きにする。もう少しで水がなくなりそう、というタイミングで蓋を取り、ごま油を餃子の上からすべての餃子に行き渡るように回しかける。水が飛んで餃子の周りに羽根が出来たら、火を止める。

11)餃子を羽根ごとヘラではがし、ひっくり返すようにして皿に乗せて、出来上がり!

ny170226-4.jpg

Photo: Takuya Katsumura

萩原好司シェフ:昨年末までニューヨークで行列のできる大人気もつ鍋店「博多トントン」で8年間料理長を務め、今月初めには鉄板焼きのベニハナの青木恵子CEOとタッグを組んでマンハッタンに居酒屋「六ツ木(ROKI)」をオープン。六ツ木では、特製「鉄板焼き棒餃子」「蒸し餃子」「茹で餃子」の3種類を提供中。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏とゼレンスキー氏が「非常に生産的な」協議

ワールド

ローマ教皇の葬儀、20万人が最後の別れ トランプ氏

ビジネス

豊田織機が非上場化を検討、トヨタやグループ企業が出

ビジネス

日産、武漢工場の生産25年度中にも終了 中国事業の
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口の中」を公開した女性、命を救ったものとは?
  • 3
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは? いずれ中国共産党を脅かす可能性も
  • 4
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 5
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 6
    ロシア武器庫が爆発、巨大な火の玉が吹き上がる...ロ…
  • 7
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 8
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 9
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 10
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初期に発見される
  • 3
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 4
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?.…
  • 5
    女性職員を毎日「ランチに誘う」...90歳の男性ボラン…
  • 6
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 7
    自宅の天井から「謎の物体」が...「これは何?」と投…
  • 8
    トランプ政権はナチスと類似?――「独裁者はまず大学…
  • 9
    健康寿命は延ばせる...認知症「14のリスク要因」とは…
  • 10
    【クイズ】世界で最もヒットした「日本のアニメ映画…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 6
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中