金正男の遺体は北朝鮮引き渡しへ 真相は迷宮入りとの見方も
2017年2月16日(木)18時58分
16日の金正日生誕75周年記念に登場した金正恩 (c) MBC / YouTube
一方、北朝鮮では16日、異母兄・正男が暗殺されて初めて金正恩が公式の場に姿を見せた。韓国MBCは、平壌で開かれた金正日生誕75周年記念中央報告大会に出席した金正恩が終始、極度に緊張した表情を見せていたことを伝えている。
「北極星2型試験発射の完全成功の荘厳な火炎は、光明星節(金正日の誕生日)をさらに輝くように飾っている」
金永南最高人民会議常任委員長の熱のこもった演説とは対照的に、金正恩は焦点の定まらないような目で虚空を凝視している。2013年、自身と正男の叔父、張成澤を処刑の5日後、金総書記死去2周忌行事に出席したときも暗く固い表情をしたが、今回もその時と同じ表情を見せている。
金正恩のこわばった表情の裏に何が潜んでいるのか? それは今回の金正男暗殺事件の真相と同様に誰も見ることがないまま隠されてしまうのだろうか?
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