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バチカンローマ法王「壁ではなく橋を築くべき」 トランプを暗に批判
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2月8日、ローマ法王フランシスコは、毎週恒例の謁見で、良い人間関係を築くために、社会は「壁でなはく橋」を作るべきだとし、悪に対して悪でなく善で対処するよう求めた。バチカンで撮影(2017年 ロイター/Tony Gentile)
ローマ法王フランシスコは8日、毎週恒例の謁見で、良い人間関係を築くために、社会は「壁ではなく橋」を作るべきだとし、悪に対して悪でなく善で対処するよう求めた。
トランプ米大統領はメキシコとの国境に壁を建設し、その費用をメキシコに払わせると主張している。法王はトランプ氏や特定の壁に言及することはなかった。
法王は、「キリスト教徒は『お前に支払わせる』とは決して言わない。それはキリスト教徒の行いではない。寛大さや、それぞれが平和に暮らすことで悪を克服する」と述べた。
法王は昨年2月、メキシコ国境に壁を建設すべきとのトランプ候補(当時)の主張に対し「キリスト教徒でない」と批判した。
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