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SNSツイッター、白人至上主義など極右関連のアカウント複数を凍結
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11月16日、短文投稿サイト運営の米ツイッターは、白人至上主義を含む極右運動「オルト・ライト(alt-right)」に関連する複数のアカウントを凍結した。写真はニューヨークで2013年11月撮影(2016年 ロイター/Lucas Jackson)
短文投稿サイト運営の米ツイッターは、白人至上主義を含む極右運動「オルト・ライト(alt-right)」に関連する複数のアカウントを凍結した。米紙USAトゥデーが16日、伝えた。
ツイッターは、暴言や過激な書き込みを阻止しないとして批判されてきた。同紙によると、凍結されたアカウントには、黒人やアジア人、ヒスパニックやユダヤ人を米国から取り除きたいと投稿した活動家のアカウントも含まれるという。
「オルト・ライト」は米大統領選中、特に、共和党のドナルド・トランプ氏がスティーブ・バノン氏を陣営に加えてから目立つようになった。バノン氏は、トランプ氏の首席戦略官に指名された。
今回の凍結について、ツイッターはコメントの求めに応じていない。同社は15日、中傷行為を阻止する機能を追加すると発表した。
USAトゥデーによると、過激主義や人種差別的とみられるグループを追跡している非営利団体「南部貧困法律センター」は、白人至上主義者のアカウント100以上を凍結するようツイッターに要請したという。
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