最新記事

ドローン

空でも揺れない映像が撮れるGoPro初のドローン「Karma」

2016年10月6日(木)18時00分
geared (ギアード)

<GoPro が同社初のドローン Karma と新しいアクションカメラシリーズ HERO5 をメディア向け発表会で日本初披露した。>

 KarmaGoPro が初めて手掛けるドローンですが、様々なシーンでの撮影を可能にするマウント・アクセサリー類の豊富さが特徴の GoPro としては、アクションカメラ HERO シリーズの数あるアクセサリーの1つという位置づけでドローンを発売するのは自然の流れなのかもしれません。

gopro3.jpg

Karma はHERO4および、今回発表された HERO5 Black、 HERO5 Sessionを搭載して空撮が行なえます。

 一番の特徴は、コンパクトで携帯性がありバックパックスタイルで持ち運べること。Karma のセット内容は、ドローン本体、タッチスクリーン搭載のコントローラー、スタビライザー、手持ち撮影用のハンドグリップで、この全てを収納できる専用バックパックがついています。
gopro4.jpg

ドローン本体は折り畳み式で、すべて開いた状態での寸法は303×411×117mm、プロペラを外し折りたたむと365.2×224.3×89.9mm。

 ドローン本体の重量は1006グラム。操作はタッチスクリーン搭載のコントローラーで、フライト時間は20分。最高速度は秒速15m、最大距離は1000m、最大飛行高度は4500mとなっています。

gopro5.jpg
 また、スタビライザーをドローンから取り外して付属のハンドグリップにも取り付けることで手持ちのジンバルとして使えるのも特徴。ブレの少ない映像を撮影することができます。

 日本での発売時期と価格は未定ですが、発表会では「日本では今年の秋に発売したい」というアナウンスがありました。アメリカでの価格は799.99ドルと発表されているので、日本でもドローン入門機として魅力的な価格になりそうです。ジンバルとしても使えることを考えるとかなりお得と言えるかもしれません。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、米軍制服組トップ解任 指導部の大規模刷

ワールド

アングル:性的少数者がおびえるドイツ議会選、極右台

ワールド

アングル:高評価なのに「仕事できない」と解雇、米D

ビジネス

米国株式市場=3指数大幅下落、さえない経済指標で売
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 3
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 4
    1888年の未解決事件、ついに終焉か? 「切り裂きジャ…
  • 5
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 6
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 7
    私に「家」をくれたのは、この茶トラ猫でした
  • 8
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 9
    メーガン妃が「アイデンティティ危機」に直面...「必…
  • 10
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 4
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 5
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 6
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン.…
  • 9
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 10
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 10
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中