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中東サウジアラビア3都市で連続自爆テロ、ラマダン明け狙う
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7月4日、サウジアラビアの3都市で同時多発的に自爆攻撃が発生、このうちイスラム教の聖都の1つであるメディナでは容疑者3人と治安当局者2人が死亡。写真は4日、サウジアラビア・ジッダのイスラム教寺院前に並ぶ保安・警官隊(2016年 ロイター/REUTERS TV)
サウジアラビアの3都市で4日、同時多発的に自爆攻撃が発生、このうちイスラム教の聖都の1つであるメディナでは容疑者3人と治安当局者2人が死亡した。アルアラビーヤテレビが伝えた。
イスラム教のラマダン(断食月)明けの祝日が近づいているタイミングを狙い、攻撃は組織的に行なわれた可能性が高いとみられている。
サウジの治安当局者によると、西部のジッダにある米総領事館の近くでは容疑者1人が自爆した。2人が負傷した。
東部カティーフでは、イスラム教シーア派のモスク近くで爆発があった。周辺住民はロイターの取材に対し、自爆攻撃を行なった容疑者以外に死者は出ていないもようだと話した。
これまでのところ、犯行声明は出ていない。
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