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アメリカ社会フロリダ州乱射事件、オバマ米大統領「ホームグロウンの過激主義の一例」
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6月13日、オバマ米大統領は、フロリダ州オーランドの乱射事件について「自国育ちの過激主義の一例」だとした上で、大規模な組織の指示を受けた明白な証拠はないと述べた(2016年 ロイター/CARLOS BARRIA)
オバマ米大統領は13日の記者会見で、12日未明に起きたフロリダ州オーランドの乱射事件について「自国育ちの過激主義の一例」だとした上で、大規模な組織の指示を受けたものである明白な証拠はないと述べた。
大統領は、事件の容疑者が閲覧したあらゆるインターネットサイトを当局が調べていると説明。
「容疑者は、インターネット上で拡散されていた多様な過激主義の情報に影響を受けていたようだ」とし、「現時点で言えるのは、今回の事件は誰もがかなり前から深く懸念していた自国育ち(ホームグロウン)の過激主義の一例だということだ」と語った。
また、米国は銃の容易な入手を認めている銃器法のリスクについて考える必要があると指摘した。
警察によると、オーランドの乱射事件の容疑者は合法に購入された半自動ライフル銃1丁と拳銃1丁を持っていた。
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