中国の安全保障政策に詳しい専門家は、ロシア軍艦が先に接続水域に入った点に注目。「中国が領有権を主張する海域近くに、ロシア軍艦に続いて海自の護衛艦が向かった。中国はそこに反応したのではないか」と、北京の日本大使館に駐在した元海上自衛官で、現在は東京財団研究員の小原凡司氏はみる。
菅官房長官は、ロシアに対して外交ルートを通じて注意喚起したことを明らかにした。
中国、ロシアの軍艦とも領海侵入はなかった。
(久保信博、石田仁志)
[東京 9日 ロイター]
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