米国株式市場=S&P・ナスダック反発、CPI鈍化受け 関税懸念は重し

米国株式市場はS&P総合500種が反発して取引を終えた。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種が反発して取引を終えた。インフレ指標が予想以上に鈍化したことで、このところの下げに歯止めがかかった。ただ、関税合戦の激化を巡る懸念が上値を抑制した。
ハイテク関連株への買いを受け、ナスダック総合は1%超上昇。ダウ工業株30種はプラス圏とマイナス圏を行き来する展開となり、小幅に続落して取引を終えた。
米労働省が12日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.8%上昇した。伸びは1月の3.0%から鈍化し、市場予想の2.9%を下回った。インフレが正しい方向に向かっていることが示され、米連邦準備理事会(FRB)の年内追加利下げへの期待が維持された。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 41350.93 -82.55 -0.20 41577.50 41721.36 41010.24
前営業日終値 41433.48
ナスダック総合 17648.45 +212.36 +1.22 17711.41 17800.10 17436.27
前営業日終値 17436.10
S&P総合500種 5599.30 +27.23 +0.49 5624.84 5642.19 5546.09
前営業日終値 5572.07
ダウ輸送株20種 14673.15 -107.04 -0.72
ダウ公共株15種 986.90 -3.89 -0.39
フィラデルフィア半導体 4481.02 +106.95 +2.45
VIX指数 24.23 -2.69 -9.99
S&P一般消費財 1585.79 +15.97 +1.02
S&P素材 533.13 -2.41 -0.45
S&P工業 1098.94 +0.04 0.00
S&P主要消費財 870.08 -17.97 -2.02
S&P金融 791.57 +1.56 +0.20
S&P不動産 260.11 -1.00 -0.38
S&Pエネルギー 666.65 +2.91 +0.44
S&Pヘルスケア 1681.65 -17.28 -1.02
S&P通信サービス 332.27 +4.68 +1.43
S&P情報技術 4124.55 +63.38 +1.56
S&P公益事業 389.82 -1.44 -0.37
NYSE出来高 12.82億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 37105 + 315 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 37105 + 315 大阪比