「少女自爆」のボコ・ハラムはISを上回る世界一の殺戮集団
2015年11月20日(金)17時00分
ISISとボコ・ハラムは、昨年死者が出たテロの51%に関与していた。
ボコ・ハラムは、イスラム法に基づく国家建設を標榜して2009年から武装闘争を続けている。これによって少なくとも260万人が家を追われ、少なくとも1万7000人が殺され、数百人を超える人が拉致された。昨年4月、北東部のチボクで女子校が襲撃されて276人の女子生徒が拉致された事件は世界に衝撃を与えた。事件発生から1年が経過した今年4月の時点で、拉致された女子生徒のうち約50人は逃げ出したが、219人は行方不明のままだ。
今年3月の大統領選で当選したムハンマド・ブハリ新大統領は、自身が北部出身であることから、年末までにボコ・ハラムを壊滅させることを目指している。
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