「アラブ系住民を斬首刑に」イスラエル外相の暴言
2015年3月12日(木)17時41分
リーベルマンはイスラエルの人口の20%を占めるアラブ系住民に対し、憎悪をむきだしにした発言を繰り返してきた。今年2月には、パレスチナ人の受刑者は「全員死刑にすべきだ」と発言。昨年11月には、経済的なインセンティブを与えてアラブ系住民をイスラエルから出て行かせる政策を提案し、これが実施されれば「彼らが苦しんでいる忠誠心の分裂と『人格の分裂』をすっきり解決してやれる」などと主張した。
リーベルマンはヨルダン川西岸の入植地に住居を構えているが、この地域は公式にはイスラエル領と認められていない。自国の領土に住んでいない外相は世界でもリーベルマンただ1人だ。今回の問題発言について、リーベルマンの報道官もイスラエルの外務省も取材にはいっさい応じていない。
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