無人機空爆にパキスタンがキレた
2010年10月1日(金)18時07分
北ワジリスタン州の州都ミーランシャーには、数千人規模の武装した部族勢力が集結し、もしパキスタンの政府と軍が自分たちを守れないならアフガニスタンのハミド・カルザイ大統領に命を守ってもらう、と警告している。「パキスタンが我々を守れないなら、部族地域の自治を宣言しよう」と、部族地域の指導者マリク・イクバル・カーンは演説で群集に叫んだ。
パキスタンのレーマン・マリク内相は、無人攻撃機の空爆が続くなら政府は断固とした行動を取るとほのめかしていた。そして30日の空爆の後、記者たちに「今回は現実の行動に出る」と告げた。「もうたくさんだ」と、マリクは言う。「我々は敵なのか味方なのか。NATOははっきりするべきだ」
それはアメリカのセリフでもあるのだが。
(GlobalPost.com特約)
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