裸に無表情で「ドン引き」される覚悟...エマ・ストーンの「奇怪な変身」が魅力的すぎる理由
Emma Stone’s Freak Era
子供の頃からハリウッド俳優になることを夢見てきたストーンが、長年の端役時代を経て、『小悪魔はなぜモテる?!』でブレイクしたのは10年のことだ。
ナサニエル・ホーソーンの純文学『緋文字』を、南カリフォルニアの高校を舞台にコメディーに仕立てた作品、という時点で既に奇想天外だが、ストーンはベテラン俳優並みの肝の座った演技と、はつらつとした若々しさのバランスを見事に取って、観客の心を奪った。滑稽に見えることを恐れない俳優という評判も、この作品で確立した。
それから数年は、恋愛コメディー作品や、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに出演して着実に知名度を上げた。そんな大衆的な娯楽作品のマンネリから抜け出そうとしたのが、14年の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』だ。
ストーンはこの作品で、マイケル・キートン演じる落ち目の映画スターの問題を抱えた娘を好演して、初めてアカデミー賞(助演女優賞)にノミネートされた。それでもそのキャラクターはまだ、普通の人が思い描く「変わった人」だった。
一方、『ラ・ラ・ランド』で演じた俳優の卵ミアは、大スターになることを夢見てハリウッドにやってくるが、才能不足で一度は挫折する。どこかストーンとかぶるこの役で、彼女が初のオスカーを受賞したことは少しばかり皮肉のように思える。
そして受賞後初の出演作が全てを変える映画、『女王陛下のお気に入り』だ。
オスカーを取った俳優は大物を気取りがちだが、ストーンが望んだのはランティモスと組むこと。『女王陛下......』で演じたアビゲイルは主役ですらなかったが、新たな役作りに挑むチャンスになった。
アビゲイルは落ちぶれた貴族の令嬢。社会の最下層に突き落とされた彼女はそこからはい上がるべく冷酷で計算高い女になる。これまでストーンが演じてきた親しみやすいキュートな女性とは大違いだ。
女王の顧問を務めるいとこを頼って宮廷に入ったアビゲイルは、召し使いとして洗い場に回され、ひどいイジメに遭う。理不尽な目に遭った人間が自分の感情にふたをしてリベンジを図るのは、ランティモスお得意のパターン。
アビゲイルは女王に気に入られ、セックスの相手を務めるまでになるが、その過程で感情を一切表に出さない「上昇志向ロボット」と化していく。
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