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レビュー
ニューズウィーク日本版『レビュー』に関する記事一覧

人間の体は搾取してリサイクルする有機物の塊...ポン・ジュノ監督最新作で「今ここにあるディストピア」へようこそ
<まるで現在進行中の独裁世界が近未来の異星で展開する、ポン・ジュノ監督の最新作『ミッキー17』。奇抜...

『Four Daughters フォー・ドーターズ』はあなたのドキュメンタリー観をきっと揺さぶる
<なぜ娘2人はイスラム国の兵士となったのか? 本人と俳優を使って家族の時間を再現する『Four Da...

20分ごとの急展開に「爆笑」する人も?...映画『教皇選挙』は「B級サスペンス」で「娯楽ミステリー」
<ベストセラー小説の映画化でアカデミー賞では脚色賞を受賞。野望と陰謀が渦巻くバチカンを描く『教皇選挙...

ジブリ作品らしさも...アカデミー賞のアニメ映画『Flow』はネコが主人公の「ネコっぽい映画」
<長編アニメーション賞受賞作の『Flow』は、犬のように自分からすり寄ってはこないが、猫のように深い...

現代のファシズム台頭を睨みつける...『ウィキッド』は過去のミュージカル映画の「失敗」を乗り越えて名作に
<オズの魔法使いへのオマージュも。『キャッツ』や『レ・ミゼラブル』の失敗を乗り越えて、『ウィキッド ...

ホラーではないが背筋まで凍る...「幽霊の視点」で描く新感覚スリラー映画『プレゼンス 存在』
<家族を翻弄する「存在」の予想を裏切る正体に戦慄。鬼才ソダーバーグが放つ異色の新作に注目が集まる──...

パレスチナ人とイスラエル人の監督による異色の映画...アカデミー賞最有力『ノー・アザー・ランド』とは?
<イスラエル軍のブルドーザーが家や学校を破壊するのは恐ろしいけれど「見慣れた光景」だ。賞レース総なめ...

ボブ・ディランは不潔で嫌な奴、シャラメの演技は笑いもの...『名もなき者』でファンを辞めたくなる人続出?
<好感度の低すぎるフォークシンガーの肖像に主演ティモシー・シャラメのファンはドン引き間違いなし、それ...

性描写もお涙頂戴もない「どんでん返し製造機」、現役医師ベストセラー作家のサスペンスは面白いのか
<『ハウスメイド』などで知られる米人気作家、フリーダ・マクファデン。ベストセラーを連発するが、ワンパ...

幼い子供には「恐ろしすぎる」かも? アニメ映画『野生の島のロズ』は「心」を見つけたロボットを描く傑作だが...
<ルピタ・ニョンゴの名演にも注目。生まれたてのガンの雛と過ごすうちに母親としての責任感が芽生えたロボ...