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ハリウッド大注目の映画監督「HIKARI」とは? 「アイドル主演なら金を出す」と言われることも...

Hikari

2024年08月07日(水)14時55分
猿渡由紀(ロサンゼルス在住映画ジャーナリスト)

「1つは、私自身がユタ州に高校留学した時の体験にインスピレーションを得た『Made in Utah』というテレビシリーズ。これはドラマディー(笑いの要素もあるドラマ)ですね。もう1つは『Dan and Sam』というタイトルの長編映画。幽霊が関係するラブストーリーで、いま脚本を書いてもらっているところ。やってみたいことは、本当にいっぱいあります。やったことがないからやってみたいという、好奇心かな。それに、いろんな人といろんな環境で仕事をしていくことで、監督として学べることもあるだろうと思うし」

円安、賃金安が続き、海外に目を向ける日本の若者も多い。国際的に活躍する彼女が彼らに送るアドバイスは──。

「まずは選挙に行きましょう。自分たちの将来を変えるために。その上で海外に出たいなら、具体的に何がしたくて、なぜその国が良いのかを考えて。今はワーキングホリデー制度が充実していて、昔よりもいろいろな国に行けます。ワーホリでイギリスやカナダの映画の現場に入れるかも。世界を見て、その結果、やはり日本がいいなと思えば帰ってくればいい。1年なんて、人生では一瞬ですからね」

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