最新記事

海外ドラマ

完全コピーされた、キャサリン妃の「かなり挑発的なドレス」への賛否

Kate Middleton's 'Iconic' Dress Was 'Highly Provocative'

2023年12月03日(日)09時20分
ジェームズ・クロフォード=スミス
キャサリン妃

2006年、カミラ夫人(当時)の娘ローラの結婚式でのケイト・ミドルトン(当時) Toby Melville-REUTERS

<ウィリアム皇太子とキャサリン妃の友情が恋愛へ発展したと言われる重要な衣装が、ドラマではセクシーに描かれ過ぎていると専門家が懸念>

キャサリン妃の最も重要なドレスがNetflixのドラマ『ザ・クラウン』の最終シーズンで再現され、スコットランドのセント・アンドリューズ大学時代が描かれている。

メグ・ベラミーが演じるケイト・ミドルトン(当時)とエド・マクヴェイが演じるウィリアム王子(当時)のロマンスの発展が描かれ、ケイトがランウェイで下着が透けて見える大胆なシアードレスを着用した、2002年に行われた学生ファッションショーも再現。

このドレスはファッション専攻の学生であったシャーロット・トッドが、元はスカートとしてデザインしたもので、このイベントでウィリアム王子がケイト・ミドルトン(当時)を意識するようになり、その後、友情が恋愛関係に発展したと言われる。


王室ファッション専門家のミランダ・ホルダーは、キャサリン妃の「最も斬新なファッション」の1つとして、「この象徴的なドレスは2人のロマンスに非常に重要で、王室の歴史においても重要な一節」と本誌に語った。

そのドレスとして着用されたスカートは、トッドが「誘惑の技術」と呼んだコレクションの一部で、キャサリン妃とウィリアム王子が結婚した2011年に6万5000ポンド(約1200万円)でオークションで売却された。

当時、デザイナーのトッドは次のように語っている。

「もし私のデザインによって、友情から恋愛へと変えることに役立ったのであれば、嬉しく思います。この作品を作っているときには、それほど重要なものになるとは思っていなかったので」

先のホルダーは、ここ数年間で王室の慣例に従い、キャサリン妃がより洗練されたファッションになっているとした上で、「時々、かつてのキャサリン妃の側面を示すような驚くべき衣装を見せてくれます」と語る。

その典型的な例が11月に国賓として訪英した韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領夫妻の歓迎レセプションで着用した「キャサリン・ウォーカー」の赤の「脚見せ」アンサンブルだ。

【写真】論争になった「膝見せ」スカート を見る

社会的価値創造
「子どもの体験格差」解消を目指して──SMBCグループが推進する、従来の金融ビジネスに留まらない取り組み「シャカカチ」とは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米中古住宅販売、10月は3.4%増の396万戸 

ビジネス

貿易分断化、世界経済の生産に「相当な」損失=ECB

ビジネス

米新規失業保険申請は6000件減の21.3万件、4

ビジネス

ECB、12月にも利下げ余地 段階的な緩和必要=キ
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 2

    【ヨルダン王室】世界がうっとり、ラジワ皇太子妃の…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 5

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃が妊娠発表後、初めて公の場…

  • 1

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 2

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 3

    キャサリン妃が「涙ぐむ姿」が話題に...今年初めて「…

  • 4

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 1

    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…

  • 2

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 3

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃が出産後初めて公の場へ...…

  • 4

    カミラ王妃はなぜ、いきなり泣き出したのか?...「笑…

  • 5

    キャサリン妃が「大胆な質問」に爆笑する姿が話題に.…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:超解説 トランプ2.0

特集:超解説 トランプ2.0

2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること