「未来の王妃」キャサリン妃が着用を許された、6本のネックレスとは?
Six Necklaces That Show Kate Middleton Is a Future Queen
2023年12月10日(日)09時55分
「ニザーム家ハイデラバード・ネックレス」
2014年ナショナル・ポートレート・ギャラリーにて POOL New-REUTERS
1947年、エリザベス王女(当時)はギリシャ及びデンマーク王室出身で英国海軍中尉のフィリップ王子(当時)とウェストミンスター寺院で結婚した。
その際に多くの宝飾品が結婚祝いとして贈られたが、その1つがインド中部のハイデラバードを統治していたニザーム家から贈られたネックレスだ。
ニザーム家はエリザベス王女にロンドンのカルティエで宝石を自由に選ぶように伝え、ダイヤモンドのティアラと大きなダイヤモンドのネックレスが選ばれた。
ティアラは後に分解されて作り直されたが、ネックレスは当時のままに現存しており、ニザーム家への敬意を込めて「ニザーム家ハイデラバード・ネックレス」と呼ばれている。
エリザベス女王の治世の中でそのネックレスはたびたび着用され、所有する個人の宝飾品の中でも最も価値のあるものの1つとされている。
2014年にキャサリン妃がそのネックレスを初めて着用。エリザベス女王以外の王室メンバーでそのネックレスの付けている姿を写真に撮られた唯一の人物となっている。2019年にもキャサリン妃はこのネックレスを着用している。