「フランスが足りない」...元VOGUE編集長がキャサリン妃に苦言
カリーヌ・ロワトフェルド Featureflash Photo Agency-shutterstock
<フランス版「VOGUE」編集長をつとめた、伝説の編集者がキャサリン妃の服装についてイギリスメディアに語った>
2001年から2011年までフランス版「VOGUE」編集長をつとめたカリーヌ・ロワトフェルドがキャサリン妃はもっとフレンチファッションを取り入れるべきだと英「タイムズ」紙に語った。
2011年に王室入りして以降、キャサリン妃は美しく洗練されているとしながらも、海を越えてフランスのブランドやファッションに審美眼を持つべきであると次のように語った。
「もっとサンローランを、もっとシャネルを、もっとフランスらしく」
しかし実際にはキャサリン妃は「イヴ・サンローラン」や「シャネル」を含めて、これまでも多くのフランスのブランドをファッションに取り入れてきている。
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2022年3月にエリザベス女王の「プラチナ・ジュビリー」を記念したカリブ海ツアーでは、「イヴ・サンローラン」のコーラルカラーのヴィンテージ・ジャケットを着用。
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また、皇太子妃として初めての訪米となった2022年11月のアメリカ訪問の際には、青のヴィンテージの「シャネル」のツイードジャケットを着用してバスケットボールの試合を観戦した。
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また直近では2023年7月に行われたウィンブルドン選手権で「バルマン」のピスタチオグリーンのブレザーを着用している。
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それでもまだキャサリン妃には「フランスが足りない」のだろうか?
カリーヌ・ロワトフェルドはまた、エリザベス女王の国葬での服装を評価しつつも、キャサリン妃は日常的に黒をもっと取り入れるべきとも助言。
「黒よ。もっと黒を。たくさんの黒を。[普段から黒い服を着用しないことが]王室のルールかもしれないけれど、私ならもっと黒を着せるわ」
実際、キャサリン妃がエリザベス女王の国葬で着用したアレキサンダー・マックイーンのコートドレスとベール帽はイギリス国内外でも高い評価を得ている。