「何であんな男と付き合っているの⁉」テイラー・スウィフトの「新しい彼」に失望、ツアーもボイコット?
Enough, Swift Fans!
例えば、ステージでナチス式の敬礼ポーズを取った。BLM(ブラック・ライブズ・マター=黒人の命は大事)運動を利用して自分の曲を宣伝した。
ライブ中にステージで生肉を口にし、ファンにキスした。人種差別的なジョークを連発し、ポッドキャストでは残虐なポルノ映画を見ていることをジョークにした......。
もっともここ数年のヒーリーは、あえて低俗で下劣な振る舞いにこだわり、悪名をはせた部分もある。一部のファンに言わせれば、それは彼が「本物」である証拠なのだという。
スウィフトのファンは、自分たちが憧れる対象にいくらか「所有権」を持っていると感じている。恋愛は彼女の創作に欠かせないものだから、ヒーリーへの感情が高まるのも理解しているつもりでいる。
それでも、ヒーリーに対する敵対心は妙にあからさまだ。
「この男は、全くバラバラで13くらいに分かれていた(スウィフトの)『ファン王国』を、自分への嫌悪感という共通項で一つに団結させてしまった」と、スウィフトのあるファンはツイートした。
もしかしたらスウィフトに見合う男性など、この世に存在しないのではないかとさえ思えてくる。
前の彼氏のアルウィンを気に入らなかったファンもたくさんいた。彼がスウィフトに、才能を隠すよう強いているのではないかと感じていたという。
そうはいっても、今回のファンの反応はいささか過激すぎはしないか。このままだとヒーリーとの交際に抗議する意味で、いま行われているスウィフトの全米ツアーのチケットを手放す人が出かねない。
もちろん、ファンが待ちこがれた彼女の5年ぶりのツアーだ。チケットの引き取り手はいくらでもいるのだが。