「アメリカに無礼」──戴冠式での「黄色と青」を批判された、ジル・バイデン米大統領夫人と孫娘
First Lady Jill Biden with her granddaughter at the coronation ceremony of King Charles the Third.
— Anton Gerashchenko (@Gerashchenko_en) May 6, 2023
The language of colors pic.twitter.com/JLtgr39G7q
キャサリン妃は戴冠式前日のレセプションで、ジル夫人とウクライナのオレナ・ゼレンスカ大統領夫人に面会しており、3人で撮影した写真をSNSで紹介している。それに対し、ジル夫人も「私たちはウクライナを支持する」と記している。
2020年、エリザベス女王の代理として、キャサリン妃はウィリアム王子(当時)とともにゼレンスキー大統領とオレナ夫人に面会している。そして2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻を受けて、その2日後にウィリアム王子と連名で以下のツイートをしている。
「2020年10月、私たちはゼレンスキー大統領とファーストレディにお会いし、ウクライナの未来に対する彼らの希望と楽観主義について学ぶ機会を得ました。今日、私たちは未来のために勇敢に戦う大統領とすべてのウクライナ国民を支持します。W&C」
In October 2020 we had the privilege to meet President Zelenskyy and the First Lady to learn of their hope and optimism for Ukraine's future.
— The Prince and Princess of Wales (@KensingtonRoyal) February 26, 2022
Today we stand with the President and all of Ukraine's people as they bravely fight for that future
イギリス王室メンバーが政治的な発言をしたことについては一部から批判の声が上がっていたが、キャサリン妃の皇太子妃デビューとなる初の単独公務での面会者はオレナ・ゼレンスカ大統領夫人であった。
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また、ジル・バイデン夫人も戦争が始まって約2カ月後の2022年5月に首都キーウを電撃訪問し、オレナ夫人と面会。その2カ月後の7月に今度はオレナ夫人がアメリカを電撃訪問してジル夫人に面会しているほか、アメリカ議会で演説している。
誰に何を批判されようとも、キャサリン妃、ジル夫人、オレナ夫人の3人には揺るぎない連帯があるのだ。