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「自分の言葉」がある人が、必ず持っているものとは? 必要となる2つの要素

2023年05月02日(火)10時16分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

言語の解像度を上げれば自分が理解できる

たとえば、なんでも「ヤバい」と表現する人がいます。朝寝坊して「ヤバい」。上司に怒られて「ヤバい」。彼氏と別れそうになって「ヤバい」。すごく美味しいものを食べて「ヤバい」。推しのアイドルのコンサートに行って「ヤバい」。

この5つの「ヤバい」は、しかし、すべて違う感情です。朝寝坊して「ヤバい」は、焦り。上司に怒られて「ヤバい」は、動揺。彼氏と別れそうになって「ヤバい」は、憔悴。すごく美味しいものを食べて「ヤバい」は、喜び。推しのアイドルのコンサートに行って「ヤバい」は、恍惚や崇拝。

このように、自分の感情の正体を的確に認識するためにも、それを表現する語彙を学びたくならないでしょうか。多様な感情に匹敵する豊富な語彙を知る。すると、その表現は色鮮やかになります。

自分の心をきちんと感じる「感性の解像度」を上げ、自己認識し、それを人に細かな表現で伝えるために、多様な語彙を身に付け「言葉の解像度」を上げることが必要なのです。


「身の回りは私の鏡」──自分が分からなくなった時にこそ、「5人」が重要な理由について に続く。



 『私らしい言葉で話す 自分の軸に自信を持つために
  SHOKO[著]
  CCCメディアハウス[刊]

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