「パワーを取り戻した」──メーガン妃が最後の公務に「リベンジドレス」で臨んだ理由とは
Meghan Markle 'Took Power Back' With Rainbow Revenge Looks for Final Duties
Hannah Mckay-REUTERS
<「虹のように」最後の公務はカラフルなドレスで臨んだと述べるメーガン妃。義理の母・故ダイアナ妃も自分を鼓舞するかのように「リベンジドレス」を着用した>
2020年最後の公務でベージュや白などの控え目な色を捨て、「自分が望むものを着る」と開き直った様子を印象づけた。Netflixのドキュメンタリー「ハリー&メーガン」で、この時期にレインボーカラーを意図的に身に着けていたことを明らかにした。
2018年にヘンリー王子と結婚して以来、英王室のファッションリーダーの1人となったメーガン妃。数多くのデザイナーの顧客として、そのワードローブは注目の的となってきた。
メーガン妃はドキュメンタリーの中で、王室のメンバーの一員として公務に従事していた際には、他の王族メンバーに配慮し、色の選択には慎重であったと述べている。
「私がイギリスにいたときに、色のある服をほとんど着ることはありませんでした。(略)私の理解では、女王陛下と同じ色を着用することはできず、また、自分より位の高い王室メンバーと同じ色の服を着用すべきではありません。(略)ですから、「彼女たちがおそらく着ないであろう色はどれだろう?」という感じにキャメル、ベージュ、白と落ち着いたトーンの服が多かったのです。それは王室に溶け込むためでもありました。(略)私は目立とうと思っているわけではありません」
しかし、公務を引退し、アメリカに移住することが発表されて以降、この姿勢は完全に変わった。2020年3月に最後の公務を終え、アメリカで新生活をスタートされた夫妻だが、メーガン妃は同ドキュメンタリー番組で次のように述べている。
「イギリスで暮らした先週まで、私は色のある服をめったに着ることはありませんでした。着飾ることはしたくなかったのです。私はただ王室に溶け込もうとしていました。しかし、最後の公務の週は『虹のようにしよう』と、たくさんの色を身にまといました」