最新記事

英王室

「パワーを取り戻した」──メーガン妃が最後の公務に「リベンジドレス」で臨んだ理由とは

Meghan Markle 'Took Power Back' With Rainbow Revenge Looks for Final Duties

2023年02月10日(金)16時40分
ジェームズ・クロフォード=スミス
メーガン妃, ヘンリー王子

Hannah Mckay-REUTERS

<「虹のように」最後の公務はカラフルなドレスで臨んだと述べるメーガン妃。義理の母・故ダイアナ妃も自分を鼓舞するかのように「リベンジドレス」を着用した>

2020年最後の公務でベージュや白などの控え目な色を捨て、「自分が望むものを着る」と開き直った様子を印象づけた。Netflixのドキュメンタリー「ハリー&メーガン」で、この時期にレインボーカラーを意図的に身に着けていたことを明らかにした。

2018年にヘンリー王子と結婚して以来、英王室のファッションリーダーの1人となったメーガン妃。数多くのデザイナーの顧客として、そのワードローブは注目の的となってきた。

メーガン妃はドキュメンタリーの中で、王室のメンバーの一員として公務に従事していた際には、他の王族メンバーに配慮し、色の選択には慎重であったと述べている。

「私がイギリスにいたときに、色のある服をほとんど着ることはありませんでした。(略)私の理解では、女王陛下と同じ色を着用することはできず、また、自分より位の高い王室メンバーと同じ色の服を着用すべきではありません。(略)ですから、「彼女たちがおそらく着ないであろう色はどれだろう?」という感じにキャメル、ベージュ、白と落ち着いたトーンの服が多かったのです。それは王室に溶け込むためでもありました。(略)私は目立とうと思っているわけではありません」

しかし、公務を引退し、アメリカに移住することが発表されて以降、この姿勢は完全に変わった。2020年3月に最後の公務を終え、アメリカで新生活をスタートされた夫妻だが、メーガン妃は同ドキュメンタリー番組で次のように述べている。

「イギリスで暮らした先週まで、私は色のある服をめったに着ることはありませんでした。着飾ることはしたくなかったのです。私はただ王室に溶け込もうとしていました。しかし、最後の公務の週は『虹のようにしよう』と、たくさんの色を身にまといました」

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国尹大統領に逮捕状発付、現職初 支持者らが裁判所

ワールド

アングル:もう賄賂は払わない、アサド政権崩壊で夢と

ワールド

アングル:政治的権利に目覚めるアフリカの若者、デジ

ワールド

アングル:フィリピンの「ごみゼロ」宣言、達成は非正
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    「男性に守られるだけのヒロイン像」は絶滅?...韓ド…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…

  • 4

    韓国のキム・ジヨンに共感する、日本の佐藤裕子たち..…

  • 5

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 1

    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…

  • 2

    タンポンに有害物質が含まれている...鉛やヒ素を研究…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    「ショート丈」流行ファッションが腰痛の原因に...医…

  • 5

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 1

    ヨルダン皇太子一家の「グリーティングカード流出」…

  • 2

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 3

    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…

  • 4

    キャサリン妃の「結婚前からの大変身」が話題に...「…

  • 5

    韓国Z世代の人気ラッパー、イ・ヨンジが語った「Small …

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:トランプ新政権ガイド

特集:トランプ新政権ガイド

2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?