失業者数は男性の4倍! パンデミックで女性はどれだけ損をしている?
A STAGGERING PRICE
女性政策研究所のメイソンによれば、多くの低賃金層の女性はレイオフを経て労働市場に復帰しつつあるが、パンデミック以前よりさらに少ない給与に甘んじている。
ホテル従業員など、賃金が比較的低い職種に就いていた女性は長年かけて昇給を重ね、給与を上げてきた。その職を失い、これから再就職すれば、始めからやり直しだ。
だが長期的な経済的影響にもかかわらず、在宅勤務と育児という「双子のストレス」にむしばまれ、キャリアの中断を考える女性は増えている。マッキンゼーとリーンインが昨年実施した調査によると、母親の3人に1人がキャリアの減速や離職を検討していた。
ワシントン在住のトミア・ヘイズ(31)も先日、その仲間入りをした。NPO(非営利団体)の広報担当責任者として年収8万ドル前後を得ていたヘイズはパンデミック以降、7歳の息子がオンライン授業を受け、夫がリモートワークをする傍ら、1年近くにわたって在宅で勤務を続けた。
「ストレスがひどかった。毎日、ログインするときは頭痛がしていた」
その一方で息子の教師からは、勉強についていけていないと告げられた。ズーム(ZOOM)での授業に退屈しがちで、カメラをオフにして飼い犬と遊んだり、昼寝をしてしまうこともあったという。
仕事を辞めたのは今年2月だ。息子が「いつフルタイム授業に戻るか分からない」から「誰かが面倒を見なければならない」。輸送業界で働く夫はヘイズより収入が多い。
「夢見た地位にたどり着いた途端」
離職すれば経済的コストが大きいことも、再就職は簡単ではないことも承知している。息子を出産後に退職したときは、新たな仕事を見つけるまでに1年かかった。
自分のキャリアがいくらか後退することは覚悟している。「少なくとも息子は元気になれる。抵抗はあるけれど、全ては息子のためだから」
ヘイズは離職前は老後資金を蓄えていたが、マドウィッツの試算では、失業がもう1年長引けば生涯所得が最大42万1511ドル減る可能性があるという。
リスクはほかにもある。ヘイズは努力の末に今の地位をつかんだ。1歳の子供を抱え、休暇も取らず友人たちと夜出掛けることも控えて修士号を取得。責任が重く高所得の地位に就き、やっと家族旅行にも出掛けられるようになった矢先だった。
「必死で努力して夢見た地位にたどり着いた途端、こんな犠牲を払う羽目になるなんて」とヘイズは嘆く。「自分という人間の一部を失うかもしれないことが何より不安」
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