最新記事

セレブ

女優としての評価はイマイチなメーガン妃が、俳優業に復帰した場合に起きること

Meghan Markle’s Career Expect

2020年02月07日(金)18時30分
ルース・グラハム

「最終的には何らかの演技の仕事はするかもしれないが、本格的にはやらないだろう。 幼い子供を持つ大物俳優が、子供たちを喜ばせようとアニメ映画で声の出演をするのと同じ。数年後はそうした仕事をしているのではないか」

「高い名声を手にした今、彼女は自分を看板にした番組で主役を張る以外に関心がないのではないか。(そうした形での起用は)ケーブルテレビの基本契約に入っている局かネットフリックス、もしくはトップ俳優を使うことに関心のないところだろう。彼女は才能ある人だと思うが、エミー賞やアカデミー賞を取れるかというと微妙だ。

あるいは『ハンドメイズテイル/侍女の物語』の第1シーズンでアレクシス・ブレーデルがやったような、数話しか登場しないがみんなに愛される役をやるかもしれない」

――リアリティー番組は?

「『メーガン・マークルの生活』のような番組を作るために彼女と接触を図ろうとする局もあるかもしれない。でも、現実味があるかと聞かれれば答えはノーだ。視聴者の関心は呼べるかもしれない。『メーガン俳優業に復帰スぺシャル』といった番組ならあり得るのでは」

「それは、彼女とプロダクション会社がどう判断するかに懸かっていると思う」

――絶対に無理なことは?

「インディーズ映画は難しいだろう。薬物乱用問題を抱えていたり、悪い母親だったりするような役だとなおさらだ。怒りっぽくて闇を抱えた役をやる姿は想像できない」

『スーツ』では濃厚なラブシーンを演じたが、今はやろうとは思わないだろうし、そもそもそんなことは許されないだろう」

―― あなたが彼女を起用するとしたら?

「ディズニープリンセスの新作アニメの声優なら、ぴったりだと思う」

「今の彼女は背負っているものがあまりに多いから、完璧な役でないとダメだと思う」

「30歳代で判事になった女性を描いたCBSの『オール・ライズ』みたいな番組がいいんじゃないかと思う。あの番組では、民族は問わず非白人の女性を使いたいと思っている。こういう仕事なら品位と知性のある役を演じることができるし、ブランドにも傷が付かない」

――ギャラはどのくらいに?

「以前のギャラはそれほど高くなかったのではないかと思う。(『スーツ』で)もし1話につき6桁(10万ドル台)稼いでいたとしたら驚きだ。だがケーブルテレビの基本契約に入っている局の番組に主役として復帰する場合を考えると、大物スターには(1話当たり)12万5000~15万ドルくらい払われている。彼女の代理人はそのくらい要求するのではないか」

声優の仕事で主役なら、2次使用の料金にもよるが10万~30万ドルというところだろう。でも(ディズニーのナレーションのギャラは)寄付に回すという話もある。本人に『評価されている』と実感させる以外にギャラの額にはさほど意味がないとなると、低く抑えられがちだ」

「一流の俳優が話題づくりとしてドラマに出演する場合は、『看板レート』と称して1話当たり2万5000ドルくらいを払う。彼女も間違いなくそれくらいもらえるだろう。

もしレギュラー出演するのなら、1話当たり10万~12万5000ドルになるだろうと思う。もしかすると15万ドルくらいまでいくかもしれない。アニメは実写よりも安いが、ディズニーのプリンセス役をやるのであれば、相当の額になるはずだ」

©2020 The Slate Group


20200211issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年2月11日号(2月4日発売)は「私たちが日本の●●を好きな理由【韓国人編】」特集。歌人・タレント/そば職人/DJ/デザイナー/鉄道マニア......。日本のカルチャーに惚れ込んだ韓国人たちの知られざる物語から、日本と韓国を見つめ直す。

[2020年2月 4日号掲載]

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:またトランプ氏を過小評価、米世論調査の解

ワールド

アングル:南米の環境保護、アマゾンに集中 砂漠や草

ワールド

トランプ氏、FDA長官に外科医マカリー氏指名 過剰

ワールド

トランプ氏、安保副補佐官に元北朝鮮担当ウォン氏を起
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 4

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 5

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 1

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 2

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 3

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 4

    キャサリン妃が「涙ぐむ姿」が話題に...今年初めて「…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 1

    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…

  • 2

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 3

    カミラ王妃はなぜ、いきなり泣き出したのか?...「笑…

  • 4

    キャサリン妃が「大胆な質問」に爆笑する姿が話題に.…

  • 5

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:超解説 トランプ2.0

特集:超解説 トランプ2.0

2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること