最新記事

セレブ

女優としての評価はイマイチなメーガン妃が、俳優業に復帰した場合に起きること

Meghan Markle’s Career Expect

2020年02月07日(金)18時30分
ルース・グラハム

匿名を条件にメーガンの評価が赤裸々に語られた TOBY MELVILLEーREUTERS

<英王室を「離脱」後にハリウッド復帰を果たした場合のキャリアとギャラの見通しをキャスティングの専門家に聞く>

英王室のメンバーを外れ、この春から公務には就かないことが決まったイギリスのヘンリー王子とメーガン妃。経済的にも独立したい意向を明らかにしている。

となると、メーガンの俳優業への復帰はあるのだろうか。

女優として非常に知名度が高かったわけではないものの、人気ドラマ『SUITS/スーツ』にレギュラー出演していたメーガン。最近ではナレーションの仕事でディズニーと契約したとか、王子がメーガンをディズニーのトップに売り込んでいたとも報じられている。

そこでロサンゼルスを本拠にキャスティング関連の仕事をしている3人に、メーガンの女優復帰シナリオを匿名で予測してもらった。


――女優としてのメーガンへの評価は?

「厳しい言い方だが、私は彼女を女優だと思ったことはない。ただ、人間としての彼女も、彼女が体現している価値観も素晴らしい。ハリウッドに返り咲くなら、演技の仕事ではなく(テレビの)パーソナリティーとして復帰するのが一番。私としては彼女に、演技の才能があると思ったことはない」

「彼女はキャリアをきちんと積み上げてきた。これまで一貫してテレビ女優だった。『スーツ』ではしっかりしたモラルを持って恋する役を演じていたから、(女優を続けていれば)同じ路線の役への起用が検討されたかもしれない」

meghan02.jpg

人気ドラマ『SUITS/スーツ』で注目されたメーガンだが今後は役選びに制限も? COLLECTION CHRISTOPHEL/AFLO

「彼女のことは知っているが、それは主に、マネジャー業をしていた元夫を通じてだ。彼とは知り合いで、婚約や結婚した時のことも覚えている。でも彼女は、さまざまな局面で起用を検討するような女優ではなかった」

――現時点でのキャリアの見込みは?

「ドラマの話題づくりのために、いろいろな形でゲスト出演の声が掛かるだろう。(連続ドラマにレギュラー出演する)時間が彼女にあるかどうかは分からない。1シーズンのドラマ(12~22話)の制作には普通、6カ月くらいかかる。動画配信会社やHBOの 作品であれば、俳優たちは拘束を嫌うからもっと短くなるが。本物の一流俳優なら、出演の上限は)6話という条件を契約に盛り込める。メーガンも自分の地位を利用して同じことを要求して認められるかもしれない」

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:またトランプ氏を過小評価、米世論調査の解

ワールド

アングル:南米の環境保護、アマゾンに集中 砂漠や草

ワールド

トランプ氏、FDA長官に外科医マカリー氏指名 過剰

ワールド

トランプ氏、安保副補佐官に元北朝鮮担当ウォン氏を起
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 4

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 5

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 1

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 2

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 3

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 4

    キャサリン妃が「涙ぐむ姿」が話題に...今年初めて「…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 1

    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…

  • 2

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 3

    カミラ王妃はなぜ、いきなり泣き出したのか?...「笑…

  • 4

    キャサリン妃が「大胆な質問」に爆笑する姿が話題に.…

  • 5

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:超解説 トランプ2.0

特集:超解説 トランプ2.0

2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること