『フレンズ』の特別番組、HBO Maxローンチ記念に配信か
人気を博したテレビ番組『フレンズ』
<1994〜2004年に欧米で放映されて人気を博した米テレビ番組『フレンズ』が、16年ぶりにお茶の間に返ってくる可能性が報じられている......>
マシュー・ペリーが「におわせツイート」
1994〜2004年に欧米で放映されて人気を博した米テレビ番組『フレンズ』が、16年ぶりにお茶の間に返ってくる可能性が報じられている。今年5月に米国で配信がスタートするワーナー系列の新しい動画配信サービスHBO Maxのローンチに合わせて、1時間の特別番組が制作されると見られているのだ。
『フレンズ』は、ニューヨークで暮らす男女6人を描いたシチュエーション・コメディ。今年1月にテレビ・ドラマ『ザ・モーニング・ショー』で、第26回全米映画俳優組合賞テレビドラマ部門で女優賞を受賞したジェニファー・アニストンの出世作とされている。
これまで何度も映画化の噂が上がっては消えたが、今回の特別番組の噂は確度が高そうだ。エンターテインメント情報誌「ハリウッド・リポーター」は昨年11月、「契約締結までは程遠い」としながらも、出演者らと制作陣が交渉を行っていると報じていた。
しかしハリウッド情報を扱うエンタメ・ニュースサイト「デッドライン」の今年2月6日付の記事によると、このときの交渉は出演料の折り合いがつかず、暗礁に乗り上げた。その後、交渉は再開されたと見られ、今月5日には『フレンズ』の出演者の1人マシュー・ペリーが、「大ニュースがまもなく......」と「におわせツイート」を投稿。これが、『フレンズ』の交渉がまとまったのではないかとの憶測を呼んでいる。
Big news coming...
— matthew perry (@MatthewPerry) February 5, 2020
テクノロジー関連の米ウェブメディア「デジタル・トレンズ」によると、『フレンズ』は現在、ストリーミング・ネットワークでもっとも人気が高い作品の一つ。ネットフリックスはこれまで、配信権に1年あたり1億ドル(約110億円)を支払っていた。
しかし前述の「ハリウッド・リポーター」によると、『フレンズ』を制作したワーナーが、自社系列の新しい動画配信サービスHBO Maxで配信するために、4億2500万ドル(約467億円)を支払い5年間の配信権を買い戻した。