むしろ足止め歓迎! 世界の風変わり空港9選
Joyful Airports
写真はイメージ Jetlinerimages-iStock
<旅は楽しいが、その途中の空港で長居はしたくないもの。でも国立公園やカリブ海のど真ん中にある空港だったり、熱帯雨林やチョウの庭園を散策できる空港だったら? むしろ足止めされたくなるような世界の魅力的な空港を紹介しよう。>
01 バンクーバー国際空港 リッチモンド(カナダ)
巨大水槽に2万種の動植物を展示している水族館や、カナダの自然を凝縮したミニ森林を、乗り継ぎの合間に堪能できる。世界の空港ランキングでは10年連続で北米1位を受賞している。
02 ジャクソンホール空港 ワイオミング州(アメリカ)
全米の民間空港で唯一、国立公園内に位置し、間近にグランドティトン山の絶景を望むことができる。空港周辺にバイソンやヘラジカなどの動物が現れることも珍しくない。飛行機の座席は窓際を確保したい。
03 ファンチョ・E・ヨラウスクィン空港 サバ島(オランダ領アンティル)
カリブ海の小さな空港ながら、「着陸時に絶景を楽しめる空港ランキング」で1位に選ばれたことも。唯一の滑走路の長さは民間空港では世界最短の0.4キロ。空港への着陸はまるで、一面のカリブ海の中に断崖絶壁に囲まれて浮かぶ空母の上に降り立つような感じだ。
04 ジブラルタル国際空港 英領ジブラルタル
イベリア半島南端の海に突き出た狭い土地に建てられたこの空港は、滑走路を横切って歩道と車道が走る珍しい構造。離着陸時には踏切で人と車が通行止めになるが、このシステムのせいで飛行機が遅延することはあまりないという。