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セックスは命懸け、タフガイは生き残らない......ホラー映画5つの「お約束」

Elements of Terror

2019年10月15日(火)17時05分
マリア・ブルタジオ

背筋も凍るホラーの「お約束」トップ5

ホラー映画で外せないのが、いくつかの定番ともいえる設定とキャラクターだ。その中から特によく使われる「お約束」のトップ5と、それらを有名にした作品を紹介しよう。

ドラッグには手を出すな

絶対に駄目!ホラー映画のドラッグ常習者は大抵ひどい目に遭う 。『ブラッド・エイプリル・フール』『プロムナイト』『鮮血の美学』『パラノーマル・アクティビティ3』などがいい例だ。

「別れて行動しよう」はNG

「そのほうが広い範囲をカバーできる」からにせよ、あるいは「奴には全員は捕まえられない」からにせよ、名案とはいえない 。奇妙な物音がしても出どころを探 ったりせず 、どこかに出掛けるときは前もって携帯電話の電波が受信できるエリアを確かめ、懐中電灯用に予備の電池を買っておくこと。さもないと『30デイズ ・ナイト』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『ラストサマー』『死霊のはらわた』『ディセント』みたいな恐ろしい結果が待っている。

セックスするなら命懸け

何はともあれ、生き延びたければセックスだけはしちゃいけない。ホラー映画ではバージンは普通生き延びるが、セックスはほぼ例外なくタブーだ。『1984』ではロバーツ演じる女の子に誰かが甘くささやく。「快感に身を任せなさい」。甘い誘惑に乗らないように!が『キャビン』『ハロウィン』『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』などの教訓だ。

タフガイではなくナイスガールが生き残る

スポーツ万能タイプもマリフアナ常習者も、タフガイも不良少女も全滅......。結局、強さと機転で最後まで生き抜くのは真面目で性格もいい女の子だけかもしれない。『ハロウィン』『悪魔のいけにえ』『エイリアン』『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』を参照。

ブギーマンは死なない

ホラー映画の殺人鬼は冷酷で用意周到で順応性抜群で、大抵マスクをかぶっている。そして例外なく、なかなか死なない。超人的な力の持ち主もいる。『13日の金 曜日』のジェイソン、『ハロウィン』のブギーマン、『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスを思い出そう。


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※10月22日号(10月16日発売)は、「AI vs. 癌」特集。ゲノム解析+人工知能が「人類の天敵」である癌を克服する日は近い。プレシジョン・メディシン(精密医療)の導入は今、どこまで進んでいるか。

[2019年10月 8日号掲載]

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