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凄まじい紙の教科書の価格上昇率──デジタル化で学生は救われるのか?

Pushing Students to Ebooks

2019年08月06日(火)19時20分
アンドルー・ウェーレン

ちなみに16年発表の国際調査では、大学生の92%が電子版より紙の本がいいと答えていた。ただしライブラリー・ジャーナルによる18年の調査では、大学生と院生の圧倒的多数が課題図書や私的な読書では紙の本を選ぶ一方、研究や調べもので使うには電子版がいいという回答も45%に上った。

つまり、実際にピアソンの教科書を使う学生たちの過半数は今でも紙の本を支持している。しかし学生たちはピアソンの方針に従うしかない。

「紙の教科書は今後も使われるだろうが、それが日々の学習に占める割合はどんどん減っていくと思う」。ファロンはそう言 った。まるで、それが自然な流れであるかのように。


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※8月13&20日号(8月6日発売)は、「パックンのお笑い国際情勢入門」特集。お笑い芸人の政治的発言が問題視される日本。なぜダメなのか、不健全じゃないのか。ハーバード大卒のお笑い芸人、パックンがお笑い文化をマジメに研究! 日本人が知らなかった政治の見方をお届けします。目からウロコ、鼻からミルクの「危険人物図鑑」や、在日外国人4人による「世界のお笑い研究」座談会も。どうぞお楽しみください。

[2019年8月 6日号掲載]

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