最新記事

ヘルス

ストレッチは、怪我防止ではなく減量や健康増進に効果的だった:研究結果

2018年08月20日(月)18時40分
松岡由希子

高齢ラットの細動脈の血管拡張や血管形成が促され、血流が増えた

電気通信大学の堀田一樹博士らによる研究プロジェクトでは、1日30分のストレッチを週5回、4週間にわたって高齢ラットにさせたところ、骨格筋において細動脈の血管拡張や血管形成が促され、血流が増えた。

研究プロジェクトでは、この実験結果について「微小血管における順応が、ストレッチを通じて動く筋肉の血流改善に寄与しているのではないか」と考察している。

また、関節可動域の維持や改善も、ストレッチの効果として挙げられる。ブラジルのリオグランデドスール連邦大学に在籍するデューリアン・メディロス氏がこれまでの14の研究結果を分析したところ、継続的なストレッチが筋肉のパフォーマンスに好影響をもたらすことが明らかとなっている。

このような研究結果から、「改造」のためのストレッチには、一定の効果がありそうだ。手軽に短時間でできるストレッチから少しづつ取り入れてみてはいかがだろう。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア製造業PMI、3月は48.2 約3年ぶり大幅

ワールド

ロシア政府系ファンド責任者、今週訪米へ 米特使と会

ビジネス

欧州株ETFへの資金流入、過去最高 不透明感強まる

ワールド

カナダ製造業PMI、3月は1年3カ月ぶり低水準 貿
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 3

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 4

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 5

    「ポリコレ」ディズニーに猛反発...保守派が制作する…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:引きこもるアメリカ

特集:引きこもるアメリカ

2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?