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ジェンダー

「一夫一婦制」は間違い? 生物の「性的進化」研究で分かったセクシュアリティーの科学的な真実

DIVERSITY THE NORM

2025年2月28日(金)16時16分
メレディス・ウルフ・シザー(本誌記者)

──この本のためのリサーチで最大の発見は?

動物の世界でもジェンダーやセクシュアリティーは多様で、それが当たり前だということかな。私たちはどうしても人間中心主義に傾き、人間の目線で動物たちを見てしまいがちだ。でも自然界でものをいうのは多様性と創造性、そして適応力だ。


──動物の求愛行動から私たちが学べることは?

動物たちにはタブーも期待値も、その他の文化的縛りもほとんどない。そこがすごい。私の思うに、恋人への最高のプレゼントは相手のジェンダーやセクシュアリティーの表現を偏見なしで理解してあげることだ。相手の行動に縛りをかけたりせず、相手の自立性を認めて受け入れる。そうしてこそ愛は深まる。

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ネイサン・レンツ『性的進化:セックスとジェンダー、交配の5億年史(The Sexual Evolution: How 500 million years of sex, gender, and mating shape modern relationships)』 MARINER BOOKS

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