琥珀とダニと恐竜再生──『ジュラシック・パーク』が現実に!?
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9900万年前に琥珀の中に閉じ込められた恐竜の羽毛とダニ(右は拡大したダニ) ENRIQUE PENALVER, IGME
<7月13日から『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が公開となるが、恐竜再生は可能なのだろうか。映画の筋書きとそっくりな2017年12月の研究発表に、多くの人々が心を躍らせた。本誌SPECIAL EDITIONムック「『ジュラシック・パーク』シリーズ完全ガイド」より>
白亜紀(1 億4500 万〜6600 万年前)のある日、ダニが餌を探して恐竜の羽毛の上をはい回っていた。どういうわけか、ダニは羽毛と共に琥珀の中に閉じ込められ、1億年近くたった2017年に発見された。今ではこの小さな樹液の塊が、ダニが恐竜に寄生していたことを示す最初の直接的な証拠になっている。
発見に使われた9900万年前の琥珀はミャンマー産で、個人の化石・宝石コレクターがニューヨークのアメリカ自然史博物館などに寄贈したもの。太古のダニが中に入っていて、科学者たちの国際チームが分析したところ、吸血性の寄生生物が宿主の遺物(この場合は恐竜の羽毛)に直接付いているものとしては、確認できる限り最古の標本であることが分かった。白亜紀といえば現代の鳥類への進化が起こる前のことで、羽毛は鳥ではなく羽毛恐竜のものだとみられている。
研究チームはこれらのダニをデイノクロトン属の新種「デイノクロトン・ドラクリ」と名付け(「ドラキュラの恐ろしいダニ」という意味)、17年12月12日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズで発表した。
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