1万人の主婦販売員が伝える「大自然の食材」──SL Creations『美しい国から』が目指す地域振興と環境保護
売上金の一部を寄付することで、生産地域の地域振興と環境保護に貢献
現在の対象エリアは、北海道のオホーツク地域と、沖縄県の石垣島の2地域。取引を開始した生産者から新しい生産者を紹介してもらうなど、人と人とのつながりの中で新しい商品を定期的に開発・販売している。
これまでに販売した商品は、じゃが芋や栗かぼちゃを使った惣菜に、泡盛から作ったアミノ酸の含有量が高いうま味の濃いお酢など。予約や数量限定での販売だが、毎回予定販売数に到達しており、反響の大きさが窺える。
さらに、毎年プロジェクトの関連商品の売上の一部を生産地域であるオホーツク地域(8年目)と石垣島(6年目)に寄付をしている。寄付は、オホーツクでは地域の農畜産物のPRや食育に関わる地域共創推進事業に、石垣島では島の自然を守り活用するまちづくり事業にそれぞれ活用されている。消費者は商品を購入することで、抽象的な「応援」ではなく、生産地域の活性化に確実に貢献をすることができるのだ。
「恵まれた自然環境があり、空気が美味しい、土地がいいからいいものを作れる。買い手がいるから、安心してものづくりに取り組めるのです。売り上げの一部を寄付という形で生産地域に還元することで、風土・環境を守り、生産力を維持し、後世につなげていく。消費者と、生産者、生産地域の環境保全を結ぶ循環型のプロジェクトです」と、秋山氏は話す。
同プロジェクトは、オホーツクと石垣島の両地域で食品業界の歴史あるアワードである「食品産業技術功労賞」を受賞し、北海道知事からは感謝状が贈られるなど、外部からも高い評価を受けている。
オホーツク地域には世界自然遺産に登録されている知床があり、サンゴに囲まれた石垣島にはダイビングスポットとして世界中から観光客が訪れる。どちらも世界的に稀有で豊かな自然を持つ人類の宝だ。こうした地域での環境保護が国際的な責務ともなる中で、「美しい国から」プロジェクトは大いに貢献していると言えるだろう。

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