「JO1」が考える環境問題とグループの未来...「海外も舞台にする僕たちだから環境意識を持ち続けたい」

We Know Everyone Must Act

2024年12月13日(金)19時33分
堤美佳子(ライター)、大橋希(本誌記者)

白岩 グループとしては、やっぱりドームツアーをやりたいです。個人としては、演技や音楽制作など今年以上にもっといろいろなことに挑戦したい。自分が表に出ることで少しでも多くの方にJO1を知って、好きになってもらい、グループに還元していきたい。

金城 アメリカのビルボードランキングで、100位以内に入ることです。目指すは1位ですが、まずは100位以内。そこでJO1のことと、僕たちの作品を通して日本の魅力を世界にもっと知ってもらいたいです。個人的な目標としては、貯金を頑張る。僕、お金をあるだけ使っちゃうんですよ......。


大平 グループとしては、誰もが知っているようなヒット曲が欲しい。個人的には作詞作曲した音楽をたくさん届けられたらいいなと思います。今は(曲作りは)ピアノが中心なので、いつかギターでも作ってみたいです。

大平祥生

大平祥生(おおひら しょうせい)「作詞作曲した音楽をたくさん届けられたらいいな」 PHOTOGRAPH BY ATSUKO TANAKA FOR NEWSWEEK JAPAN, BACKGROUND ILLUSTRATION: FATUHAH NURJANAH/ISTOCK

──2025年には、初のワールドツアーでアジアやアメリカなどを回る予定です。

與那城 昨年はロサンゼルス、今年は香港、ドイツで開催された「KCON」(韓国の音楽や文化をテーマにした大規模フェスティバル)に出演させていただき、海外のファンの熱のすごさを改めて感じました。ワールドツアーの開催を控え、来年はさらに海外へのアプローチが重要な一年になります。

その意味でも、環境問題や政治情勢に無関心ではいられないと思っています。ライブをするときもSDGsの観点から「やるべきこと・あえてやらないこと」を決めていくなど、そういう意識を高く持ち続けるグループでありたいですね。


JO1 オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で誕生し、2020年3月にデビューした11人組グローバルボーイズグループ。現在、全国ツアーを開催中。『NHK紅白歌合戦』は今年で3年連続出場、来年2~3月にワールドツアーを行うなど国内外で活躍する。JO1ほかLAPONE所属アーティスト5組の合同ライブ「LAPOSTA 2025 Supported by docomo」を来年1月27日~2月2日、東京ドームシティ全域で開催。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、米軍制服組トップ解任 指導部の大規模刷

ワールド

アングル:性的少数者がおびえるドイツ議会選、極右台

ワールド

アングル:高評価なのに「仕事できない」と解雇、米D

ビジネス

米国株式市場=3指数大幅下落、さえない経済指標で売
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 3
    メーガン妃が「アイデンティティ危機」に直面...「必死すぎる」「迷走中」
  • 4
    1888年の未解決事件、ついに終焉か? 「切り裂きジャ…
  • 5
    深夜の防犯カメラ写真に「幽霊の姿が!」と話題に...…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 8
    私に「家」をくれたのは、この茶トラ猫でした
  • 9
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 10
    トランプが「マスクに主役を奪われて怒っている」...…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 4
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 5
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 6
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 9
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 10
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
  • 10
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中