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廃棄プラスチックを担架に! 「環境に配慮した防災グッズ」を開発する和光紙器の使命

2024年10月1日(火)13時00分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー

従業員一人ひとりの環境意識とSDGs活動の賜物

同社が環境に配慮した製品開発に力を入れるようになったのは、役目を終えると最終的にゴミとして扱われる包装資材について、将来的に「環境への課題になる可能性」を感じていたからだ。約15年前から積極的に議論を重ね、長い時間をかけて環境に配慮した製造ラインの仕組みづくりを確立するに至った。

「将来を見据えて続けてきたSDGs活動も持続可能なものになっていると感じます。社内のSDGs勉強会は従業員主導で進めてきたからこそ、自発的な活動に発展しました。みんなで学び、話し合うことで、多様で豊かな想像力が養われ、SDGs活動が価値ある時間になっていると信じています」と、本橋氏は語る。

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従業員の提案から生まれた地域貢献活動。写真は、環境に配慮した幼児用おもちゃ「ダンボール製ストラックアウト」を地域の保育園へ寄贈した際の様子

環境に配慮したものづくりと商品開発、そこにSDGs活動が組み合わさることによって生まれたのが、「環境に配慮した防災グッズ」なのだ。

現在は新たな防災グッズとして、「避難所用ペットケージ」の開発を進めており、商品化を目指している。同社がSDGs活動の一環として行っている地域クリーン活動で、災害時のペット避難について困っているという話を多くの地方自治体で聞いたことが、開発に着手するきっかけとなったという。

自社製品の環境への影響を考えると同時に、時間をかけて社内にSDGsの意識を浸透させてきたことが、環境にやさしい製品の開発・商品化に繋がっている。こうした和光紙器の一連の取り組みは、地域に根付く製造業のロールモデルになり得ると言ってもいいのではないだろうか。

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