最新記事
SDGsパートナー

ITを活用した業務改革で長時間残業を解消!ユーシステムが描く持続可能な労働環境の未来

2024年9月26日(木)13時38分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー
ITを活用した業務改革で長時間残業を解消!ユーシステムが描く持続可能な労働環境の未来

社内ミーティング風景。ITの活用で個人・グループ別の業務状況がリアルタイムで分かるようになり、コミュニケーションも活性化した

<長時間労働の是正や残業削減がすべての産業において急務となる中、特に情報産業ならではの3K環境(きつい・帰れない・給料が安い)の改善に成功したのが、株式会社ユーシステムだ。ITを活用した業務改革を推進し、誰もが安心して働ける職場を目指す>

世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや商品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えに基づいてニューズウィーク日本版は昨年に「SDGsアワード」を立ち上げ、今年で2年目を迎えました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。

◇ ◇ ◇

女性を含め、全社員が安心して働ける環境づくりを


少子高齢化による労働人口の減少や、多様化する労働者のニーズに対応するため、政府は 2019年4月に「改正労働基準法」を施行。長時間労働の是正や残業の削減は、すべての企業にとって急務となった。しかし、「思うように残業を減らせない」と悩む企業はいまだに多く、労働集約型の業界ではその傾向が顕著だ。情報産業もその一つで、業務が属人化しやすいことや24時間の対応を求められやすいことから、状況の改善に苦心している。

そうしたなか、ITを活用した業務改革に注力し、労働集約的な情報産業ならではの3K環境(きつい・帰れない・給料が安い)の改善に成功したのが、株式会社ユーシステムだ。

ユーシステムは2002年の設立以来、システム受託開発やホームページの制作、ITサポート、技術者派遣などを業務の軸とし、クライアント企業に幅広い支援を行ってきた。代表取締役の佐伯里香氏は、職場の業務改革を進めるに至った背景についてこう語る。

「根底にあったのは、すべての社員に安心して働き続けられる環境を提供したいという思いです。以前は、長時間残業が常態化していたため、多くの社員が疲弊し、女性社員は結婚や出産を機に退職せざるを得ないような状況でした。しかし、女性社員が半数以上を占める当社にとって、その状況は望ましくありません。そこで、長時間残業の解消と継続的な事業成長を目標に、業務改革に取り組むことにしたのです」

改革において、最も重視されたのはIT活用を軸にした「業務の見える化」と、「柔軟な就業制度の整備」だった。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ヒズボラ本部空爆、イスラエルから事前通告なし=米国

ワールド

米国務長官、中国外相と会談 ロシアへの軍事支援など

ビジネス

アングル:欧州のAI規制法、具体的な実施規則が焦点

ビジネス

アングル:タイ自動車部品業界に暗雲、家計債務増大や
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:羽生結弦が能登に伝えたい思い
特集:羽生結弦が能登に伝えたい思い
2024年10月 1日号(9/24発売)

被災地支援を続ける羽生結弦が語った、3.11の記憶と震災を生きる意味

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ日本の伝統文化? カギは大手メディアが仕掛ける「伝検」
  • 2
    ワーテルローの戦い、発掘で見つかった大量の切断された手足と戦場の記憶
  • 3
    白米が玄米よりもヘルシーに
  • 4
    中国で牛乳受難、国家推奨にもかかわらず消費者はそ…
  • 5
    プーチンと並び立つ「悪」ネタニヤフは、「除け者国…
  • 6
    中国が最大規模の景気刺激策を発表、これで泥沼から…
  • 7
    野原で爆砕...ロシアの防空システム「Buk-M3」破壊の…
  • 8
    「ターフ/TERF」とは何か?...その不快な響きと排他…
  • 9
    爆売れゲーム『黒神話:悟空』も、中国の出世カルチ…
  • 10
    【クイズ】「バッハ(Bach)」はドイツ語でどういう…
  • 1
    キャサリン妃の「外交ファッション」は圧倒的存在感...世界が魅了された5つの瞬間
  • 2
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ日本の伝統文化? カギは大手メディアが仕掛ける「伝検」
  • 3
    がん治療3本柱の一角「放射線治療」に大革命...がんだけを狙い撃つ、最先端「低侵襲治療」とは?
  • 4
    ワーテルローの戦い、発掘で見つかった大量の切断さ…
  • 5
    白米が玄米よりもヘルシーに
  • 6
    メーガン妃に大打撃、「因縁の一件」とは?...キャサ…
  • 7
    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…
  • 8
    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…
  • 9
    NewJeans所属事務所問題で揺れるHYBE、投資指標は韓…
  • 10
    先住民が遺した壁画に「当時の人類が見たはずがない…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 3
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 4
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 5
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 6
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 7
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
  • 8
    中国の製造業に「衰退の兆し」日本が辿った道との3つ…
  • 9
    無数のハムスターが飛行機内で「大脱走」...ハムパニ…
  • 10
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中