「全てのクリニックで利用可能」ジェイメックの文書管理アプリ「Digitab x Sign」が医療現場を救う
2023年11月6日(月)14時00分
医療従事者の労働時間を短縮し、院内で使う紙も削減する
試用期間中は、実際に使うことになる医療従事者の意見を聞きながらブラッシュアップしていったという。「特定のクリニックだけでなく、さまざまな業態の医療機関全般でお使いいただけると確信しています」と語る濱田氏。「今後は、電子カルテと連携することで患者さまの治療データを取り込み、クリニックの経営に役立てたり、患者さまの治療計画の一助となるように、さらに機能を高めていきたいと考えています」
書類作成や印刷など、手間のかかっていた業務がタブレット1台で簡単に行えるように
「Digitab x Sign」を導入することで、従事者の労働時間短縮や従業員満足度の向上を促し、離職率の低下も期待される。これがSDGs目標8「働きがいも経済成長も」に寄与するのはもちろんのこと、書類の電子化で使用する紙の量も減ることから、目標12「つかう責任 つくる責任」にも貢献していると言えるだろう。
コロナ禍で、医療のひっ迫がいかに生活に直結する、身近な危機であるかを世界は思い知った。医療従事者の負担を減らすことは、すなわち公共の利益と言っても過言ではない。「Digitab x Sign」には、その解決策の一つとなり得るポテンシャルがあると評価できる。