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SDGsに積極的な組織へ...SHIROYAMA HOTEL kagoshimaがホテリエ800人の意識を変化させた「工夫」とは

2023年10月10日(火)11時44分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー

地域交流も取り入れた取り組みへ

SDGS_shiroyama_view.jpg

鹿児島市内にある高台・城山にSHIROYAMA HOTEL kagoshima。ホテルからは桜島を見渡すことができる。

創業者が開業時に「このホテルは鹿児島市民・県民みなさまのもの」と宣言する等、城山観光は地域貢献への意識が高く、そのため、チームから生み出された取り組みにも地域交流が多い。

例えば、消費期限間近のホテル製パンを冷凍保存し、鹿児島県内の100カ所以上のこども食堂に届ける取り組みは、食品ロスの削減と地域交流の活性化の両方の達成を目指している。

SDGS_shiroyama_kodomo.jpg

子ども食堂の子供たちから届いたお礼のメッセージ。

「幹部社員も何から手を付けたらいいのかわからない中、若い社員が中心となってチームを牽引し、全員がさまざまな視点からアイデアを出してくれました。SDGsの課題は自分たちの身近にあるという『自分ごと化』への意識が、日々の業務の中で自然とSDGsを考え、取り組むことに繋がっていると思います」と安川氏は話す。

現在、コロナ後のインバウンド需要が高まる日本。観光産業の従業員一人ひとりがSDGsを意識するよう工夫をすることは、彼らに触れる機会の多い外国人観光客を通じ、国外に向けて日本人のSDGsへの取り組みを示すチャンスとなるかもしれない。

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