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睡眠時間は「夏」と「冬」で変えるべき!...自分に合った「適正睡眠時間」の測り方は?

2025年4月3日(木)15時23分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

朝のメリット、夜のデメリット

早寝早起きによって確保する朝の「自分時間」は1日を制するための準備運動のようなものです。まだほかの人たちが寝ている時間に、自分だけはやりたいことを終わらせていると、プチ爽快感を味わえると思います。

もしもこれらをすべて夜にやろうとしたら、どうでしょうか?想像してみてください。1日中仕事や子育てをがんばったあとは、「体力ゼロ」の状態です。この疲れた状態で掃除や料理、運動をやるというのは、だれだってきついと思います。

夜は時間が無限にある感覚になることも問題です。朝は「7時半に家を出る」などと時間のリミットが明確に決まっていますが、夜はそのような制限がありません。夜更かししようと思ったら、いくらでもできてしまいます。

時間が無限にあるように錯覚することで、たとえば「朝10分」と決めていた掃除が、夜にやろうとすると掃除の範囲がどんどん広がってしまい、1時間の大掃除になってしまった、なんてことになりかねません。

24時間の中でいちばん大事な時間=朝の「自分時間」とすることで、1日を制しましょう。

朝できたことは夜にごほうびとして返ってくる

朝の「自分時間」にやったことは、夜の自分に「ごきげん」として返ってきます。夜家に帰ったとき、夕食の下準備ができているとしたらどうでしょうか。体は疲れていても、きっとそれほどストレスなく夕食の支度にとりかかれそうです。

掃除ができていないことにストレスを感じる人であれば、朝家を出る前に掃除を終わらせておくことで、家に帰ってきて散らかった部屋を見てため息をつく......ということが避けられます。

運動できないとイヤだなと思う人なら、朝のうちに運動をすませていれば、夜友人から急なお誘いがあっても、運動と飲み会を天秤にかけて迷ったり、「今日もサボっちゃったな」と後悔したりすることがなくなります。

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