「私のボスは私だけ」ベストセラー作家でもあるコメディアンが貫く「私流」
“No One Is in Charge of Me”

ハンドラーは世間に流されず自分らしく生きる素晴らしさを語る STEVE GRANITZ - ILMMAGIC/GETTY IMAGES
<コメディアンでもあるベストセラー作家のチェルシー・ハンドラーは、今の自分は自身が好きなように生きてきた結果だと語る>
コメディアンのチェルシー・ハンドラーは作家としても6回ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入り。ヒット作を生む秘訣は、自分自身に忠実でいることだと知っている。
「私の本は全て当時の私を反映している。今の私は自分の足でしっかり立っていて、絶対に倒れない」
2月には7作目となる『私も彼女と同じものを手に入れる(I'll Have What She's Having)』を出版したばかり。「誰がなんと言おうと気にしなければ、人生がどんなに素晴らしいものになるか、強調したい」
執筆、ポッドキャスト、スタンドアップ・コメディーのライブ(ライブを収録したネットフリックスの特番『チェルシー・ハンドラーのこの気持ち』やラスベガスでの『ザ・チェルシー・アット・ザ・チェルシー』など)......。
多方面での活躍ぶりから分かるとおり、ハンドラーは自分のキャリアの「台本」も自分で書いてきた。「誰にも左右されないっていうのが私のモットー」だと言う。
深夜のトーク番組『チェルシー・レイトリー』の司会も務めていたハンドラーは、トーク番組への復帰には気持ちの「再起動」が必要だと言う。ただし、「条件がそろわないと......。絶対にないとは言わないけど」。
本誌H・アラン・スコットが話を聞いた。