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「私のボスは私だけ」ベストセラー作家でもあるコメディアンが貫く「私流」

“No One Is in Charge of Me”

2025年3月6日(木)17時00分
H・アラン・スコット(ライター、コメディアン)
自分に忠実であることの大切さを語る、コメディアンでもあるチェルシー・ハンドラー

ハンドラーは世間に流されず自分らしく生きる素晴らしさを語る STEVE GRANITZ - ILMMAGIC/GETTY IMAGES

<コメディアンでもあるベストセラー作家のチェルシー・ハンドラーは、今の自分は自身が好きなように生きてきた結果だと語る>

コメディアンのチェルシー・ハンドラーは作家としても6回ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入り。ヒット作を生む秘訣は、自分自身に忠実でいることだと知っている。

「私の本は全て当時の私を反映している。今の私は自分の足でしっかり立っていて、絶対に倒れない」


2月には7作目となる『私も彼女と同じものを手に入れる(I'll Have What She's Having)』を出版したばかり。「誰がなんと言おうと気にしなければ、人生がどんなに素晴らしいものになるか、強調したい」

執筆、ポッドキャスト、スタンドアップ・コメディーのライブ(ライブを収録したネットフリックスの特番『チェルシー・ハンドラーのこの気持ち』やラスベガスでの『ザ・チェルシー・アット・ザ・チェルシー』など)......。

多方面での活躍ぶりから分かるとおり、ハンドラーは自分のキャリアの「台本」も自分で書いてきた。「誰にも左右されないっていうのが私のモットー」だと言う。

深夜のトーク番組『チェルシー・レイトリー』の司会も務めていたハンドラーは、トーク番組への復帰には気持ちの「再起動」が必要だと言う。ただし、「条件がそろわないと......。絶対にないとは言わないけど」。

本誌H・アラン・スコットが話を聞いた。

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