大腸がん発見の精度アップ...新たなスクリーニング検査方法の可能性【最新研究】
Accurate New Blood Test for Colon Cancer
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<大腸内視鏡検査はがん発見には有効だが、患者にとっては負担が大きい部分も...>
中高年層を対象に、大腸がんを正確に検出し、がんが存在しない場合には確実に除外できる新しい血液検査(Freenome blood-based CRC screening test)が、アメリカでのがん検診率の向上に寄与する可能性がある。
この研究では、新しい血液検査を45歳から85歳の男女4万人以上を対象に、アメリカ国内200カ所で実施。その後、同じ被験者が大腸内視鏡検査を受け、両検査の結果を比較した。
その結果、大腸がん患者に対しては81%の精度でがんを検出し、健康な人に対しては90%の精度で陰性の判定ができることが『臨床腫瘍学ジャーナル(Journal of Clinical Oncology)』 で報告されている。
「アメリカ疾病予防管理センター(CDC)」によると、大腸がんはアメリカでがん関連死で4番めに多い原因となっており、2022年だけで5万2967人が命を落としている。特に男性の発症率が高いとされる。
約3分の1は、大腸(S状結腸や直腸)の外へがんが広がる前に診断されているが、10%はリンパ節や周囲の組織、他臓器に転移した後に発見されている。また、20%の症例では、遠隔転移が進行してからようやく診断が下されているという。
「簡単で安全、かつ確実に実施できる追加の大腸がんスクリーニング検査も必要です。血液検査は、大腸がん検診率の向上に貢献する可能性を秘めています」
この新しい血液検査は、大腸がん検査の受診率を向上させる可能性があると、論文の筆頭研究者であるニューヨーク大学グロスマン医科大学院の消化器専門医のアースマ・シャウカット医師は述べる。
アメリカの一部の州では、大腸がんの検査対象者の約40%が検診を受けていない。現在、大腸がんの標準的なスクリーニング検査方法は大腸内視鏡検査だが、この検査には腸管洗浄液(下剤)を服用するなどの事前準備や鎮静剤の投与など、患者にとって負担が大きい部分もある。
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