DEFENDERとの旅はついに沖縄へ! 山陽・山陰、東九州の歴史文化と大自然、そして沖縄の美しい海を探訪するロングトリップ
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DAY1の旅の終わりは、本部半島の備瀬地区へ。
およそ250戸の民家のほとんどが、フクギの屋敷林に囲まれたこの集落は、沖縄の暮らしの知恵が息づく場所だ。
台風常襲地帯での生活を守るため、古くから防風林として育てられてきたフクギは、樹齢300年を超えるものも。
DEFENDERをパーキングに停め、2万本ものフクギの群生がつくり出す約1kmの緑のトンネルをゆっくりと歩く。
フクギ並木を抜けると、そこには備瀬海岸の広大なビーチが広がり、遠く水平線上には「伊江島タッチュー」の愛称で親しまれる特徴的な山容を持つ伊江島が悠然と浮かぶ。
西に傾いた陽が海面に煌めきをちりばめる中、沖縄の歴史と自然に触れた充実の一日が静かに暮れていく。
DAY2 白砂のビーチで3500人が挑む、限界への挑戦
前日の穏やかな天候から一転、厚い雲が空を覆い、強い風が吹き付ける豊崎海浜公園豊崎美らSUNビーチに、笑顔の中に挑戦への意気込みを秘めた参加者たちが次々と集まってくる。
40カ国以上で年間170回以上開催される障害物レース「スパルタンレース」の沖縄大会の参加者たちだ。前回2021年の1000人から大きく規模を拡大し、今回は3500人もの挑戦者を集めて開催された。
スパルタンレースは、障害物を乗り越えながらコースを走破するアドベンチャーレース。参加者は自身の体力と技術に合わせて、異なる難度のカテゴリーに挑戦することができる。
最も本格的な「スーパー」は10kmのコースで25の障害物に挑み、中距離の「スプリント」は5kmで20の障害物をクリア。
さらに、次世代のスパルタンを育成する「キッズ」カテゴリーでは、4歳から14歳を対象に1〜3kmで10〜20個の障害物に挑戦する。各カテゴリーには、記録を競う「コンペティティブ」と、参加すること自体を楽しむ「オープン」クラスが用意されている。
朝8時、DEFENDERの先導で大会の幕が開く。まずは「スーパー」の「コンペティティブ」クラスから。
鍛え上げられた身体を持つアスリートたちが、風を切ってコースを駆け抜けていく。
続いて「オープン」クラス、「キッズ」の部と続き、午後からは「スプリント」の参加者たちが次々とコースへと飛び出していく。
「スパルタンレースは筋力と持久力のバランスのよさが求められる競技です。その点で、日本人アスリートは世界でも十分戦える素質を持っています」と、主催者代表の手代木達氏は語る。
会場に設置されたDEFENDERのブースには、「DEFENDER EXPERIENCE NORTH SOUTH TOUR」で日本列島縦断の旅を続けるDEFENDER 90とDEFENDER 110が展示され、レース参加者や観客の注目を集めていた。