DEFENDERとの旅はついに沖縄へ! 山陽・山陰、東九州の歴史文化と大自然、そして沖縄の美しい海を探訪するロングトリップ
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約250kmにおよぶ海岸線ドライブでは、絶えまぬ波のうねりを間近に感じながら山口県へと向かう。荒々しい日本海の風景は、穏やかな瀬戸内海とは異なる表情を見せていた。
やがて昼時を迎え、萩の道の駅「萩しーまーと」に立ち寄る。隣接する萩漁港で水揚げされた新鮮な刺身と釜揚げしらすをたっぷりと載せた海鮮丼は、この地ならではの贅沢な味わいだった。
道の駅 萩しーまーと
山口県萩市椿東4160-61
TEL:0838-24-4937
午後、DEFENDERは次なる目的地、清澄な海に架かる角島大橋を目指した。
まずは、そのたもとの高台に佇むリゾートヴィラ「ヴィラ ミクリ ツノシマ」のカフェ「カドノウミ」で小休止。エメラルドグリーンの海と緑深い角島が織りなす絶景を眺めながら、旅の途中の心地よいひと時を過ごす。
無料橋としては国内屈指の長さを誇る角島大橋へ。
下関市と角島を結ぶ全長1780mの橋は、まるで青い水彩画の中に一本の白線を引いたかのように、白砂のビーチとコバルトブルーの海を優雅な曲線で結んでいた。DEFENDERでゆっくりと渡りながら360度に広がる絶景に魅了された。
角島を後にしたDEFENDERは、荒々しい日本海の波しぶきを右手に見ながら南下。夕暮れ時、この日の最後の目的地、下関へと到着した。
茜色に染まる空を背景に、関門海峡に架かる関門橋のシルエットが浮かび上がり、DAY2の旅は静かに幕を閉じた。
DAY3 関門海峡を渡り、磯崎建築を巡る
朝の清々しい光に包まれる下関の街で、DEFENDERはDAY3の幕開けを迎えた。
最初に訪れた唐戸市場は、創業から100年もの歴史を刻む下関の台所である。
市場に足を踏み入れると、威勢のよい掛け声と新鮮な魚介類の香りが活気ある空間を演出している。ふぐの街・下関らしく、店先には大小さまざまなふぐが並び、市場の賑わいとともに訪れる人々の心を捉えて離さない。
市場での朝の喧騒を後にし、関門海峡のランドマーク「海峡ゆめタワー」へ。
153mの高さを誇るタワーを背景に、DEFENDERとの印象的な一枚をレンズに収めた。
いよいよ関門橋へ。山口県下関市と福岡県北九州市門司区を結ぶこの橋は、1973年の開通時には東洋一の長さを誇った。
全長1068mの吊り橋は、いまなお、雄大な姿で海峡に架かっている。この歴史的な橋を渡り、DEFENDERは九州の地を踏んだ。
関門橋を渡ったDEFENDERは、九州自動車道、東九州自動車道を快調に走り、大分へと向かう。目的は、「建築界のノーベル賞」と称されるプリツカー賞を受賞した大分出身の建築家、磯崎新の作品を巡るアーキテクチャー・ツアーである。