DEFENDERで走破する! 東海、北陸、近畿、中国、四国と1850km超のロングトリップ
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江戸の街並み残る倉敷から瀬戸大橋を経て、四国の大自然を堪能
DAY4は、倉敷美観地区からスタート。倉敷川に沿って並ぶ白壁の町家が、清々しい朝の光に包まれ、凛とした趣を漂わせていた。江戸時代から続く商家の街並みとDEFENDERの洗練されたシルエットが溶け合い、印象的な風景をつくり出していた。
美観地区での撮影を終えると、いよいよ四国へ。瀬戸大橋へと差し掛かると、煌めく瀬戸内海の青と、朝陽を浴びて輝く橋桁がつくり出す雄大な景色が広がっていた。DEFENDERはまるで海上を滑るように12.3kmの架橋を駆け抜けた。
最初の目的地は香川県坂出市の瀬戸大橋記念公園。本州と四国を結ぶ現代の土木技術の結晶を、橋の袂から望むことができる。遥か海峡の向こうまで延びる姿に、その圧倒的なスケールを実感した。
その後、丸亀市に入り、地元で愛される「麺処 綿谷」で早めのランチを取った。オーダーした特製ぶっかけうどんは、牛肉と豚肉の旨味、とろける温玉が絶妙なハーモニーを奏でる。コシの強さとなめらかなのど越しは、まさに讃岐うどんならではの至福の味わいだ。
麺処 綿谷 丸亀店
住所:香川県丸亀市北平山町2丁目6−18
TEL:0877211955
午後からは吉野川の絶景を求めて、徳島県の名勝「大歩危小歩危」へ。2億年以上の歳月をかけて地殻変動と浸食により形成された渓谷は、切り立つ岩壁が連なり、息をのむ景観が広がる。渓谷の下まで降りると、間近に迫る奇岩怪石の迫力と清流の音が、大自然の息吹を直に感じさせる。岩肌に残る地層の模様は、悠久の時の流れを物語っていた。
この日はさらに、高知県四万十市を目指して170kmの道のりを進む。山間部を縫う高速道路では次第に雨雲が垂れ込め、やがて本格的な雨となった。DEFENDERは激しい雨に濡れた路面でも安定した走りで、快適な旅路を約束してくれた。
DAY4の終着点、四万十市に到着したのは日没後。雨と泥はねを浴びたボディが、この日のロングドライブを物語っていた。宵闇が深まる静けさの中、街灯に照らされたDEFENDERのたくましい佇まいが浮かび上がっていた。