DEFENDERで走破する! 東海、北陸、近畿、中国、四国と1850km超のロングトリップ

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2024年11月28日(木)16時30分
文:萩原祥吾(フェーズ4)、山口幸一(フェーズ5) 写真:長田英哲(フェーズ4)、高柳健(フェーズ5) ※Pen Onlineより転載

高知の雄大な自然を抜け、最後の目的地松山城へ

DEFENDERでめぐる旅、高知から松山へ

DEFENDERでめぐる旅、高知から松山へ

DAY5の朝は雨も上がり、澄み切った空気の中で、四万十市を出発することとなった。山々を縁取る朝もやの中を30kmほどドライブし、最初の目的地である四万十川の岩間沈下橋に到着。増水時には水面下に沈むよう設計された橋は、四万十の暮らしと自然が調和した独特の風景を見せてくれる。水面からわずか数mの高さを行くDEFENDERと、悠然と流れゆく清流が織りなす風景は、清々しい静けさに包まれていた。

DEFENDERでめぐる旅、高知から松山へ

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その後、高知県と愛媛県の県境に広がる四国カルストへ。日本百名道にも選ばれた県道383号四国カルスト公園縦断線、通称「天空の道」を進むと、白い石灰岩がヒツジの群れのように点在するカレンフェルトや、すり鉢状の窪地ドリーネなど、カルスト特有の雄大な景観が現れる。標高1400mに位置する展望スポット・姫鶴平(めづるだいら)に到着すると、目の前には360度の大パノラマが広がった。放牧された牛たちが悠々と草を食む姿も、この高原ならではの風景だ。

DEFENDERでめぐる旅、高知から松山へ


さらに走り、フェーズ5最後の目的地、松山へ。まずは、400年以上の歴史を刻む松山城を訪れる。日本100名城のひとつに数えられるこの城は、現存12天守のひとつとして知られ、その威風堂々とした姿は松山のシンボルとなっている。石垣の間を縫うように天守閣近くまで上ると、瀬戸内海と街並みを一望できる絶景が現れた。

DEFENDERでめぐる旅、高知から松山へ

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最後の訪問地は、夏目漱石の「坊っちゃん」でも有名な道後温泉本館。明治27年(1894年)建てられた木造三層楼の風情ある建築は、まさに日本三古湯の歴史と格式を物語っていた。

京都からスタートし、中国地方を経て四国へと駆け抜けた約850kmの道のり。DEFENDERは、都市の街並みから山間の峠道、大雨の高速道路まで、さまざまな道を力強く走り抜けた。その卓越した走行性能と快適性により、5日間の旅は充実したものとなった。

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次なるフェーズ6では広島からの新たな旅が始まる。47都道府県を結ぶ壮大なツアーは、新たな発見と感動を携えて、まだ続いていく。

フェーズ5の旅程


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