英語学習の足を引っ張る2つの勘違い...「ネイティブ信仰」と「丸暗記」から抜け出すには
英会話の型③「I want you to...」...してほしい。
[例文]
I want you to understand something.
あなたに理解してもらいたいことがあります。
▶相手に何かをしてもらいたいときの表現
I want you to は相手に何かしてほしいと伝える表現です。お願いや要求があるときなどに使います。
似ている表現でI need you to がありますが、こちらはI want you toよりも強い要求を示す表現となります。
また、注意することとしてはwant の後ろにthat は続きません。例えばI want you to tidy yourroom.(部屋を掃除してほしいんだけど)ということはできますが、I want that you tidy your room. とすることはできません。
[使える! フレーズ]
I want you to help me clean the room.
部屋を掃除するのを手伝ってほしい。
I want you to take me to the station.
私を駅まで連れて行ってほしい。(take=この場合は「連れていく」)
I want you to be honest with me.
素直になってほしい。
I want you to call me .
電話をしてほしい。
ここでは3つの型をピックアップしてみましたが、単語を置き換えることで、多様なシーンに応用できるいくつものオリジナルフレーズが作れます。ぜひ、たくさんの英語の「型」を覚えて英語を自分のものにしてください。
Sakura English
YouTubeチャンネル登録者数50万人(2023年11月現在)の人気英会話アカウント。
27歳のときに半年間サンフランシスコでホームステイするも、語学学校で個性の強いクラスメイトに圧倒され、引きこもりに。このままでは日本に帰れない! と、英語のひとりごとやホストファミリーの子どもとの会話を続け、少しずつ英会話を習得。その後、英会話講師の道へ。
講師としてレッスンをする中で、多くの日本人が間違えることを怖がり、正しい文法にこだわるあまり、スピーキングやリスニングが極端に苦手で、かんたんな日常会話すらできないことを実感。
2021年、もっと英語を身近に感じてほしいとの思いから、英会話スクールに通わずに誰でも無料で取り組める「最初の英会話学習ツール」として、YouTubeチャンネル「英語聞き流し| Sakura English」を開設した。
「スマホで手軽に英語に触れられる」と多くの人に支持され、開設から2年でチャンネル登録数は42万人、動画の総再生回数は4500万回を超えるように。中でも「ネイティブが最初に覚える英会話フレーズ」シリーズは再生数が600万回を超え、幅広い年代に英語を話す楽しさを伝えている。
本書は、2022年にKindleでリリースされた『すごい英語独学 独り言トレーニング: 留学なしでも劇的に話せる。』に大幅な加筆を加えた完全版。
『[完全版]すごい英語独学』
Sakura English[著]
かんき出版[刊]
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