スウェーデン式「断捨離」の達人が直伝する、片付け4つの極意
第三者からアドバイスをもらう
自分の力で暮らしを小さくしようと決めた場合、できれば、誰かにそのことを話しておくといいでしょう。家族ではなく、あなたが捨てたい品物に思い入れを持たない人に。
同じような立場の人や若い人からアドバイスをもらったり、別の見方を教えてもらったりすると、自分の所有物を新鮮な目で見られるようになります。
相手が近くに住んでいるなら、ぜひ家に来てもらいましょう。アドバイスをもらいたい品物をあらかじめ一覧に書き出しておくのを忘れずに。
知られたくない秘密の物
両親の家を片付けながら、びっくりしたことがあります。
リネンをしまっていた大きなキャビネットから、母が内緒にしていた「悪いクセ」の証拠を見つけたのです。たばこが数カートンも隠してありました。
死後に噂のタネになるような物は、ほかにもいろいろあるのでしょうね。おじいさんの引き出しに女性ものの服が隠されていたり、おばあさんの引き出しに大人のおもちゃが潜んでいたりすることがあるのかも。
こうした物を片付けておくほうが、将来、後始末をする家族への思いやりになるのかもしれません。一番お気に入りの「悪癖」の1つだけを残して、そのほかは処分しておくことです。
子や孫には知られたくない手紙、書類、日記などはありませんか。自分がいなくなった後、家族が見つけたらショックを受けたり怒ったりするような物を、わざわざ取っておくことはありません。燃やしてしまうか、食欲旺盛なシュレッダーに食べさせてしまいましょう。
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【参考記事】ヒュッゲな北欧から、80歳超の「こんまり」が登場した理由
『人生は手放した数だけ豊かになる』
マルガレータ・マグヌセン 著
上原裕美子 訳
三笠書房
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