「宮殿は我慢ならない」王室ジョークにも余裕の笑み、日陰の存在だったカミラ王妃の「素顔」に迫る
FOR DUTY, FOR LOVE
複数の王室関係者は、カミラが夫に活気を与えていると語る。
「彼女は(国王を)落ち着かせるだけでなく、元気づける力もある。2人は互いの存在を心から喜んでいる。とても鋭いユーモアのセンスも共有している。彼女は深い愛情で彼を機嫌良くさせる。反対に、仕事への意欲が尽きることのない彼が無理をしすぎたときに、諭すことができるのは世界中で彼女だけだ」
そんなときはうまくなだめているのだろうか。「ある程度は」と側近は語る。
「彼女は素晴らしい友人関係に支えられている。また、大家族で過ごすことをとても楽しみにしている。彼女が人生で1つだけ望みがかなうとしたら、子供や孫ともっと一緒に過ごしたいだろう。彼らと過ごす時間の全てがとても貴重だ」
王室ジョークにも余裕の笑顔
もっとも、全ての仕事が厳しい激務というわけではない。2月18日にバッキンガム宮殿でナショナルシアターのレセプションが開催され、カミラはいつもと違う夜を過ごした。
ネットフリックスの人気ドラマ『ブリジャートン家(Bridgerton)』でも知られるシャーロット王妃の有名な肖像画が見下ろす赤いビロードのカーペットは、アンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)やケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)など人気俳優で彩られた。