最新記事
セレブ

原因は「両親の不仲」以外にも...親の姓を捨てた「2世セレブ」たちを一挙公開

Famous Kids Who Dropped Celebrity Parent's Last Name

2024年9月27日(金)17時15分
ビリー・シュワブ・ダン
アンジェリーナ・ジョリー

Tinseltown-shutterstock

<アンジー&ブラピから、イーロン・マスク、バラク・オバマ元大統領の子供まで。様々な理由で親の姓を「捨てる」2世セレブが増えている>

有名人の子供であることのメリットは大きいが、なかにはその苗字をあえて避ける子供もいる。「七光り」に頼らず自分で道を切り開きたいから、親との関係が悪いから、といった理由で改名を選んだ2世セレブは少なくない。

スリ・ノエルやマリア・オバマのように、名前を「マイナーチェンジした」人も、完全に変えてしまった人もいる。親の姓を捨てたセレブの子供たちを本誌が一挙公開する。

アンジェリーナ・ジョリー

アンジェリーナは、俳優である父ジョン・ボイトと長年にわたって付かず離れずの関係を続けてきた。それは幼少期に、ボイトが母で俳優のミシェリーヌ・ベルトランを裏切って、浮気していたことに端を発している。

幼少期のアンジェリーナ・ジョリーと母ミシェリーヌ・ベルトラン


父娘の緊張状態は続いており、ボイトは2014年に娘がブラッド・ピットと結婚したことも知らされていなかった。昨年11月には、X(旧ツイッター)にシェアした動画で、娘がイスラエル人ではなくパレスチナ人をSNS上で擁護していることを公然と批判している。

2023年11月、Xで娘を批判したジョン・ボイト


2002年にアンジェリーナ・ジョリー・ボイトからアンジェリーナ・ジョリーに法的に名前を変えた。その際、「父との関係が悪い理由を公にしたくない」「父のそばにいることは、私にとっては悪影響と判断しました」と声明を出した。

アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの子供たち

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー(2009年5月、仏カンヌ) Denis Makarenko-Shutterstock

「ページ・シックス」が入手した裁判文書によると、母親にならってアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの18歳の娘シャイロ・ジョリー=ピットも改名を申請。ロサンゼルス高等裁判所の判事によって承認された。

アンジェリーナ・ジョリーと娘のシャイロ


父親との確執が報じられてきたシャイロは、自身の名前から「ピット」姓を正式に削除。シャイロ・ヌーヴェル・ジョリーに改名した。

ピット姓を外したのはシャイロだけではない。法的には変更されていないものの、15歳のヴィヴィアン19歳のザハラも同姓を使用していない。

アンジェリーナが手がけたブロードウェイ作品『The Outsiders』でプロデューサーを務めたヴィヴィアンは、「プレイビル」にヴィヴィアン・ジョリーと表記されていた。

【関連記事】「パパそっくり」「小さなブラピ」と言われる15歳の娘ヴィヴィアン...母アンジーとのリンクコーデで話題に

アンジェリーナ・ジョリーと娘のヴィヴィアン


2023年にスペルマン大学の女子学生社交クラブ「アルファ・カッパ・アルファ」のメンバーになったザハラは、入会式での自己紹介でピット姓を口にしなかった。

女子学生社交クラブ「アルファ・カッパ・アルファ」のメンバーになったザハラ


先輩学生たちが立ち並ぶ中、ザハラは「私の名前はザハラ・マーリー・ジョリーです。天使でいっぱいの街、カリフォルニア州ロサンゼルスのゴールデン・ステートから来ました」と名乗っている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、米軍制服組トップ解任 指導部の大規模刷

ワールド

アングル:性的少数者がおびえるドイツ議会選、極右台

ワールド

アングル:高評価なのに「仕事できない」と解雇、米D

ビジネス

米国株式市場=3指数大幅下落、さえない経済指標で売
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 3
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 4
    1888年の未解決事件、ついに終焉か? 「切り裂きジャ…
  • 5
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 6
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 7
    私に「家」をくれたのは、この茶トラ猫でした
  • 8
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 9
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 10
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 4
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 5
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 6
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン.…
  • 9
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 10
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 10
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中